がんばれ高知!!eco応援団

番組情報
番組名

がんばれ高知!!eco応援団

放送時間
(日)11時00分~11時20分
番組紹介

「がんばれ高知!!eco応援団」は環境に対する素朴な疑問を基に、皆さんで環境問題を考えていこうという番組です。

清流が育む地域の魅力

長岡郡本山町を流れる吉野川の支流、汗見川沿いにある施設で、地元の素材を使って「竹箸づくり」や「そば打ち」を体験するワークショップが開催された。ワークショップを指導するのは、地元を知り尽くした、集落活動センター汗見川のスタッフ。「自分たちが作った竹箸」で「自分たちが打ったそば」を食べる喜びを味わった。清流、汗見川が育んだ竹やソバを通じて地域の魅力を体感した様子を紹介する。


9年間で重ねる学び

高知市土佐山にある「土佐山学舎」は小・中一貫の義務教育学校で、子ども達の発達段階に応じて学びの質を深める教育を9年間継続。特に、間総合的な学習の時間を活用した独自の《土佐山学》や英語教育は高く評価され、2022年度の「博報賞」では最高位の【文部科学大臣賞】を受賞した。そんな「土佐山学舎」の1年生によるアユの放流や4年生が体験した生き物調査から継続した教育と環境保全活動の関わりについて考える。


水から始まる高知の未来

南国市の工場が製造している「電解水素水整水器」は、環境や体に優しい水を生成し、家庭用から農業、医療分野などに活用されている。この水を使って果物が日持ちするようになり、消費期限が延びてフードロスにつながると話す県内の観光農業施設。そしてこの工場では「電解水素水整水器」の使用済みカートリッジを無償で回収。県内のリサイクル業者に委託して固形燃料に生まれ変わっている。環境保全などの社会貢献活動に力を入れている企業や事業所を紹介する。


生き物に優しい海岸

「室戸世界ジオパークセンター」を拠点に【ウミガメがやってくるビーチを守ろう ビーチクリーンアップ大作戦!」が行われた。「NPO法人 環境の杜こうち」と「認定NPO法人 NPO高知市民会議」が共催して実施したこの取り組みには大手損害保険会社も協賛。参加者は海岸清掃や高知大学のウミガメサークル「かめイズム」の講演などでウミガメに優しい環境について学んだ。この活動から人と野生生物の共存について考える。


食と子育て

四万十市で活動する子育てサークル「マム&チルドレン」。通常は四万十市にある「具同体育センター」を活用して毎月2回、親子が伸び伸びと遊ぶことができる場所を提供している。今回は四万十川沿いでピザ焼き体験を実施した。参加者は地元農家から提供された食材などをトッピング。本格的な石窯を使い、シェフが焼き上げたピザを楽しんだ。この取り組みから幼い世代に対する食育の効果について考える。