高知市のはりまや橋商店街でダンスとアートの「ふぃえすた2025」とのコラボイベントの「こうち木育ひろば」が開催された。木のおもちゃコーナーでは、子どもたちは夢中で遊び「ものづくりワークショップ」ではヒノキの鳴子や竹の太鼓づくりが行なわれた。作った鳴子でよさこい踊りを体験するイベントも行われ、会場は県内外から訪れた大勢の来場者で賑わった。木とふれあい、豊かな心を育んだ様子を紹介する。
eco応援団
戦国大名で地域活性化
高知県立歴史民俗資料館で行われた第16回長宗我部フェス。長宗我部元親をたたえようとはじめたイベントで、鉄砲隊による演武や長宗我部クイズ、戦国グッズの販売などが行われたくさんの人で賑わいました。吊るされたあんぱんを口だけで取る、甲冑あんぱん食い競争では子どもから大人まで30人が参加し盛り上がりを見せていました。訪れた人は「鉄砲隊の迫力がすごかった」「長宗我部ファンがたくさんいて、とても楽しかった」などと話していました。高知県立歴史民俗資料館 副館長の松田さんは「もっとたくさんの方に来ていただいて長宗我部元親を知っていただきたい」と話していました。
競技場でプラごみ削減
サッカーJ3「高知ユナイテッドSC対カマタマーレ讃岐」の試合会場で、プラスチックごみを削減する「HEROsPLEDGE一斉アクションキャンペーン」が実施された。会場内の「ごみステーション」では来場客に協力してもらいながらごみの分別を行った。ごみに関するアンケートや新聞バッグ作りなどでプラスチックごみ削減の啓発活動も行われた。全国で行われているこの取り組み、高知で行われた様子を紹介する。
身近なフードロスを考える
高知蔦屋書店で毎週火曜、木曜に開催されている「夜のパンやさん」。フードロス削減を目的にまちのパン屋さんが売れ残ってしまった商品を持ち寄り営業時間外での販売会を実施しています。6月で2周年を迎えるこの催し。開催日や各店舗の販売状況によってラインナップは異なりますが、人気店の商品が一堂に集まる特別な空間でリピーターも多く見られました。そんな「夜のパンやさん」を主催するのが高知市日の出町に店を構えるniko cafeの水嶋さん。各店舗が苦労して作った商品を捨てずに済む方法はないかと蔦屋書店に相談し実現に至りました。想いを込めてパンを焼く生産者、日中の買い物が困難な消費者、双方に多大なメリットをもたらす「夜のパンやさん」。そこに高知大生の若い力が加わり地域の貴重なコミュニティに。フードロス削減の取り組みをご紹介します。