がんばれ高知!!eco応援団

番組情報
番組名

がんばれ高知!!eco応援団

放送時間
(日)11時00分~11時20分
番組紹介

「がんばれ高知!!eco応援団」は環境に対する素朴な疑問を基に、皆さんで環境問題を考えていこうという番組です。

森と水に感謝と誇りを

土佐郡土佐町の土佐町小学校では、主に総合学習の時間を用いて全学年において自然環境についての学習を行なっている。今年度の4年生には、新たな学習として「水ケーション〜森と水の授業」を取り入れた。講師は、森林セラピストの小野なぎささんと、元競泳日本代表の萩原智子さん。座学や体験型の授業を通して水の大切さや、森と人との関わりについて学んだ。土佐町の豊かな自然に感謝し、ふるさとに誇りを持った様子を紹介する。


先人の知恵を受け継ぐ

香美市土佐山田町の県立森林研修センター情報交流館でさつまいもの苗植えとヤマモモ採りを体験するイベントが開かれた。体験は、農作業や昔遊びを通して四季折々の自然環境と触れ合う機会を提供している地元のボランティアグループ「情報交流館 知恵袋の会」が講師として指導した。参加者たちは、サツマイモの苗の植え方や、ヤマモモの採集の方法を丁寧に教わった。体験を通して、先人の生活の知恵を受け継いだ様子を紹介する。


心を育む五感体験

四万十市で活動する市民グループ「輪(りん)」は自然環境を利用し、地域おこしを目的したあらゆる事業をつくりたいという思いから結成。《人と自然の調和》をコンセプトにした活動を計画している。その第一弾として、休耕地を開拓して作物を栽培。中村幼稚園と連携し幼児期向けの五感食育体験が実施された。子どもたちに食への関心をもってもらい、作物やその周りの環境の関わりについて学んでもらおうとした取り組みを紹介する。


清流が育む地域の魅力

長岡郡本山町を流れる吉野川の支流、汗見川沿いにある施設で、地元の素材を使って「竹箸づくり」や「そば打ち」を体験するワークショップが開催された。ワークショップを指導するのは、地元を知り尽くした、集落活動センター汗見川のスタッフ。「自分たちが作った竹箸」で「自分たちが打ったそば」を食べる喜びを味わった。清流、汗見川が育んだ竹やソバを通じて地域の魅力を体感した様子を紹介する。


9年間で重ねる学び

高知市土佐山にある「土佐山学舎」は小・中一貫の義務教育学校で、子ども達の発達段階に応じて学びの質を深める教育を9年間継続。特に、間総合的な学習の時間を活用した独自の《土佐山学》や英語教育は高く評価され、2022年度の「博報賞」では最高位の【文部科学大臣賞】を受賞した。そんな「土佐山学舎」の1年生によるアユの放流や4年生が体験した生き物調査から継続した教育と環境保全活動の関わりについて考える。