春らんまん‼ 桜スイーツ

SAKURA club

※情報は2024年3月26日放送時

テーマは「春スイーツ」。

華やかに春を演出している桜を使ったスイーツ。

製造と販売をしているのは梼原町川井地区にある
SAKURA club（サクラクラブ）です

中越さん
「29年前に主人の里へ、梼原町に住み始めた時に、こんなきれいな桜、本当に見たことないと思いました。だから、この桜を残したいし、守りたい。そのために何をしたらいいかなっていうのはふわっと思っていました」

地域の宝物であるヤエザクラを残していくため花びらを使ったジャムの製造を開始しました。

中越さん
「桜ってやっぱり花見をするとか、そこで宴会するとかっていうのは普通なんですけど、それを器の中で一年中、その自然に咲く桜を再現するには加工品しかないと思った」

中越さん
「塩漬けしないことで、桜本来のサクランボに近い芳醇な香りや味がする」

シロップやコンフィチュールの製造を行いながら、さまざまなイベントに合わせた桜スイーツを開発。

その試行錯誤の中でたどり着いたのがプリンです。

梼原町のヤエザクラだけでなく県内各地の生産者の思いを詰め込んでいます。

中越さん
「高知県にはすごいこだわりの食材があるので、自分とこの桜だけではなくて、酪農農家さんが南国市で作ってるお米が、私の桜の想いと合ったので、お米と、卵を使わないでプリンを作ろうとか、牛乳は嶺北の酪農農家さんの応援のつもりで、一つのスイーツに色んな物語や、想いを込めて作りました」

桜の風味と、すっきりとしたレモンの酸味が広がる口溶けの良いライスプリン。

さらに現在は3つのプリンの詰め合わせも販売しています。

中越さん
「高知でこんな桜のスイーツがあるよって贈りたいギフトにしようと思って、隣の津野町のかぶせ茶を使ってみたりとか、若い人向けにキャラメルプリンと桜を合わせたりとか、桜を存分に楽しんでもらって、あの人に送りたいとか、そういう風なプレゼントになればいいなと思って作りました」

4月下旬にはこの川井地区に商品の直売所兼加工所をオープンする予定です。

中越さん
「地元の人も含め、ゆっくり自由に遊べるような場として提供できたらなと思います。やっぱり、桜を見に来て摘んでみたいとか食べてみたいとか、桜ってこんな味だったんだとか思ってもらえるような、そんな感じになればいいなと思います」

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