高知市帯屋町の居酒屋前に積み上げられた数々の機材。ローカルCMの撮影が始まっていた。CMは15秒、撮影を仕切り、わずか1秒に人生をかけている人、それが今回出演していただいた島田裕介さん。東京と高知を行ったり来たりで、高知でのCM制作も増えているという。島田さんの腕は高く評価されている。
圧巻は、収録当日のこと。島田さんの「こだわり」を形にして紹介しようということから、テレビ高知スタジオに照明器具を持ち込みいつもと違った照明での演出をすることになっていたのだが、セッティングを始めて1時間。大がかりな照明器具なので、スタジオ自体もどこか別の場所のよう。最後の最後まで、モニターで厳しく色の濃淡をチェック。照明デザイナーのプロ意識を目の前にして、1秒にかける思いが伝わってきた。
セッティングを終えてからのトーク。やはり熱い人だった。これぞプロ!ぜひ、ここばなで「目撃」してください。
(MC:和田敦子)
地域のイベントなどで大活躍のお笑い芸人・ツーライスの大ちゃんとヤスさん。まぶしいほど色鮮やかな青とオレンジのスーツ姿でスタジオに現れたときにはさすがの芸人の「オーラ」を感じました。しゃべりにもやはりリズムがあって、2人のあうんの呼吸が心地よく、どっちがMCなのかわからないくらい(笑)東京で活動していたツーライスさんが高知に拠点を変え、西に東にと走り回っているのを見ると、応援したくなります!
ここばなでは、高知での今のお仕事についてやコンビが長く続く秘訣などなど、普段は聞くことのできないお話をして頂きました。ホームページに、ギャクを108つ持っていると書いてあったので、このトーク収録の間にいくつ出てくるのか、楽しみにしていましたが・・さて、どうだったでしょうか。また、誰も知らない相方の秘密をお互いに暴露、芸人仲間の方からのサプライズメッセージも必見です。とにかく、楽しい回です。ぜひご覧ください。
(MC:和田敦子)
安田町の海岸近くにある真新しい製塩所。やさしい光が降り注ぐハウスの中で「完全天日塩」は作られる。
田野屋紫蘭さん、白兎さんご夫婦に、打合せで初めてお会いしたとき 2人とも笑顔で迎えてくれて、何だか、まぶしかった。そのまぶしさの訳は、後になってわかることになる。
ご夫婦は、埼玉出身。春日部市役所に勤めていた元公務員。誰もが口をそろえて、「安定を捨ててなぜ?」と、疑問を抱くと思う。きっかけは、紫蘭さんがお隣・田野町で塩づくりをしているあの有名なカリスマ塩職人田野屋塩二郎さんの生き方に感銘を受けたことから。「自分の腕一本で仕事をしてみたい」との思いから、すぐに塩二郎さんに弟子入り。それも夫婦2人で・・。未知の世界に飛び込む勇気、「安定」を大きく超える魅力がきっと塩づくりにはあるのだろう。
笑顔がまぶしかった訳は、「自分たちの人生の選択に後悔なし」という、そんな2人から出るオーラだとわかった。ご夫婦の塩職人までの厳しい道のりと、塩づくりへの思いあふれるトークをぜひご覧ください。
(MC:和田敦子)