高知市出身のプロバレエダンサー・豊永太優さん。初めてお会いしたのは、テレビ高知ロビーでの打合せ。バレエダンサーという私のなかでの勝手なイメージがあり、スマートな振る舞いで、ちょっとクールな感じの方なのかなと思いきや、とてもフレンドリーで、しかもトークが面白い!
ノリノリで打合せを行って、いざ本番当日。相変わらず面白い!こちらも、ぐいぐい引き込まれるほどのトークの心地良いリズム・・「バレエダンサーあるある」にも笑わせて頂きました。見逃した方、ぜひ!
「以前、高知で公演したときの拍手が本当に暖かかった」と語る太優さん。11月23日に行われる太優さん自ら企画の舞台は、高知の子どもたちも大勢出演。プロダンサーとの共演は一生忘れられない思い出、刺激になること間違いなしです。
リハーサルも見せて頂きましたが、太優さんの奥様もバレエダンサーで今回は、ご夫婦での共演も見どころのひとつです。リハーサルから息ぴったりでした。
11月23日県民文化ホール・オレンジホールでの「夢の饗宴」、皆さん、ぜひ足をお運びください。
(MC:和田敦子)
樋口美加さんといえば、「よさこい」。よさこいレジェンドとも言われている方で、アートウェイブというチームの先頭で、かっこよく踊る姿が今でも印象に残っています。よさこいを愛し、そこからダンスの道へ。ダンススタジオを開いて多くの生徒を持ちながら、よさこいの振付師もこなす、まさに「よさこい人」。
ただ、彼女は更に新しい世界を求めて「ポールスポーツ」の世界へ・・。しかも、40代からの挑戦です。よさこいを語るときとポールスポーツを語るときの美加さんはそれはそれは熱い言葉の連発で、好きなことを追求していくことの幸福感にあふれています。自分の言葉で自分を奮い立たせているようにも見えます。
美加さんと私は同い年、美加さんは早生まれなので、同じ学年というほうが正確なのですが、年齢など関係なくチャレンジし、自分のことだけでなく生徒たちの「幸せ」についても常に考えている姿には感心させられます。自分の生き方と照らし合わせながらの美加さんとのトーク。同世代として学ぶことの多い「ここばな」となりました。
よさこいのファンの皆さん、そして何かに挑戦したいけど飛び込めないで迷っている方、ぜひご覧ください。
(MC:和田敦子)
初の長編映画に挑んだ中澤梓佐さん。高知市出身で、小さい頃からバレエに夢中だったという梓佐さんはなんと、「歯科医師」の資格をもっている。6年間大学で学び、資格までとり、研修医としての経験もあるなかで「安定」を選ばずに、「挑戦」することを選んだのは何故か・・。
答えは、収録中の「目の輝き」にあったように思う。言葉以上に、最初から最後まで目がキラキラ。何もわからないままただ役者を目指して上京。無謀にも思えるような決断と行動のようだけどどこか「筋」が通っていると感じさせてくれるトークだった。
何より、まぶしすぎた。
好きなことを仕事にしたい・・誰もが願うことではあるけど、実際、マイナスなことを考えてしまい、前に進めずチャンスを逃している人も多いと思う。まっすぐに好きな道に飛び込める人っているんだな、と感心すると同時に人生の価値観の優先順位がしっかりあるからこそ、の選択だったのではないかと思った。
「価値観の優先順位」は年齢を重ねるごとに定まってくるのだけど、梓佐さんは、あの若さでもう悟っている感がある。大物になりそうな予感・・。
高知で公開される映画「ロストサマー」誰もが抱えている寂しさや心の闇が、人との交わりの中で変化していき、最後に「あなたは?」と問いかけてくる映画。ずっと自分の心の中を見られているような気持ちにもなった。
ぜひ多くの人に見て頂きたい。
(MC:和田敦子)