高知市の愛宕神社で、木に登ったり、重機に乗ったり、丸太を切ったりして森の中で遊びながら林業を知るイベント『あたごもりん』が行われました。小学生以下の小さな子どもから年配の方までが参加し、普段乗ることのない重機の操縦体験をしたり、ツリークライミングにも挑戦していました。参加者は「こういう自然の中でいろいろするのは楽しい!林業に興味をもった!」などと話していました。主催者の林業女子会メンバーの冨田さんは「こういうイベントを通じて林業を知ってもらいたい。そして山や森を元気にしていきたい」と話していました。
eco応援団
活動を知り、学ぶ
高知市文化プラザかるぽーとで『こうちNPOフェス2024〜今年は冬フェス!こうちのボランティア・NPO大集合〜』が開催されました。県内で活動する団体の詳しい紹介や、体験コーナーなど参加者みんなで楽しく交流できるこのイベント。ボランティアは「エコ」を実現する具体的な手段である場合が多く、個人が持続可能な社会づくりに貢献する重要な方法の一つです。地域の資源を守り、次世代に引き継ぐための活動に参加することで持続可能な未来を築く手助けができます。 訪れた人たちにはボランティアへの興味や関心を広げてもらえたらと願う。
農業体験で得る喜び
香美市香北町にある共同農園「明るい農村」では、会員を募って共同で農作業を行っている。昨年11月に開催された「秋の収穫祭」では、サツマイモの収穫やタマネギの苗植えなど農作業が行われ、昼食には、農園で収穫した米を羽釜で炊いて、シシ汁やおでんを味わった。最後に餅つきも行われ正月の雰囲気を堪能した。共同で耕作する農園で収穫の喜び、食べる喜びを楽しんだ様子を紹介する。
地元の恵みで新たな挑戦
国内では米の消費量が減少し続けているため、余剰米が発生しています。そこで南国市立長岡小学校の児童たちは、自分たちができることを考え、お米の消費量を増やすために米粉パンの開発に取り組みました。米粉を使ったパンを新たな商品として開発・販売することで、余剰米を有効に活用し、フードロスを減らすことができます。そして稲作には水田が不可欠であり、水田は生物多様性を支える重要な生態系です。米の消費が増えれば、稲作の需要も高まり、水田の維持や保全が進みます。これにより、生物多様性の維持にもつながります。米粉パンの開発・販売を通じて、地元の農業を支えつつ、エコにも貢献する取り組みとなることを期待する。
地域の食べるお祭り
四万十町の四万十緑林公園で行われた、『第20回 米こめフェスタ。』お米をテーマにしたイベントで、炊きたての仁井田米を来場者に振る舞ったり、新米の量り売り、郷土料理のお店や、稲穂飛ばし世界大会など、盛りだくさんの内容になっており、たくさんの方が訪れました。来場者は、「お米やお肉が美味しい!活気があっていろんな美味しいものが知れる良いイベント!」などと答えていました。四万十町観光協会の市川会長は、「このイベントを通じて県内外の人達に、四万十町の自然や食べ物について、その素晴らしさが伝われば」と話していました。
