香美市物部町神池で「里山がっこう〜稲の脱穀体験&生きもの観察会〜」が開催された。昔の道具を使い脱穀を体験し、秋の生きもの観察をするイベント。昔の道具を使った脱穀体験は、現代の農業機械に依存しない農業の方法を学ぶ機会となり、エネルギー消費や化石燃料の使用を減らすことができる方法として再認識されます。地域特有の生態系を観察することで、地元の環境を守る重要性を実感できます。参加者には、農業が自然環境と密接に関わっていることを学ぶことで、地元のエコシステムを壊さない農業や環境保護活動に興味を持つきっかけになることを期待する。
eco応援団
わな猟を体験しよう
香美市土佐山田町で、今年わな猟の免許を取った、初心者ハンターを対象にした「わな猟体験ツアー」が開催された。このツアーは、県中山間地域対策課鳥獣対策室が開催、16人の初心者ハンターが参加した。狩猟現場でベテランハンターから「けものみち」の見つけ方や「くくりわな」の掛け方のレクチャーを受け、より具体的なイメージをつかんだ。事前にわなに掛かったシカの解体見学も行われた。「猟銃」を使わない安全で環境に配慮した「わな猟」の現場を体験した様子を紹介する。
自然に親しみをもつ
高知市朝倉にある、アジロ自然の森で「ノコギリで木を切る自然体験をin森の木でクラフトを作ろう」が開催されました。森の中に入り、ノコギリの使い方を習って体験し、自分だけのクラフトを作るイベント。ノコギリで木を切る体験を通じて、木がどのように成長し、また伐採されて利用されるかを知ることで、森林資源の大切さを理解できます。今回の子供を対象とした自然体験や木工クラフトのイベントは、自然環境への理解を深め、持続可能な森林利用や環境保護意識を高めることに貢献する、エコロジー教育の一環であり、子どもたちのエコへの興味や関心を広げるきっかけになればと思う。
高知県産木材の可能性
吾川郡いの町で木造4階建て集合住宅の構造見学会が行われた。この集合住宅を建築しているのは高知市の建設会社。耐震性や、断熱性に優れていると言われている「CLTパネル工法」で建築されている。完成すると、県が認定する「高知県環境不動産」の第1号になる予定。県産木材を多く使用し、要件を満たせば、「容積率の緩和」や「不動産所得税の免除」など優遇措置が受けることができる。県産木材を使い、環境への負荷の低減を図った集合住宅の構造見学会の様子を紹介する。