あさコレ!

番組情報
番組名

あさコレ!

放送時間
毎週土曜日 あさ10時25分~
番組紹介

さわやかな朝に視聴者に役立つ情報をコレクションしてお届けします!

【リポーター】
平賀吏桜(テレビ高知アナウンサー)
ハル

「ナバナを使った簡単レシピ」

<ナバナの下茹で>
沸騰した湯に塩を入れ、ナバナを下茹でする。
ナバナは茎の部分が太いので、トングなどで名ナバナを掴み、まずは茎の部分を湯に入れ30~45秒茹でる。
その後葉や穂先を含む全体を湯に入れ、そこから15秒ほど茹でたら、ざるなどにあげ冷ます。
この時水に浸けるとビタミンが溶け出る原因になるので、水には浸けない方が良い。

 

「ナバナとしば漬けの春色卵とじ丼」

【材料】1人分
ナバナ(下茹でしたもの)・・・50g
しば漬け・・・10g
卵・・・1個
白だし・・・大さじ1
水・・・80ml

【作り方】
1、丼鍋やフライパンに水、白だし、下茹でしたナバナ、しば漬けを入れ、強火にかける。ナバナやしば漬けはお好みの大きさに切っても良い。
2、1の鍋が煮立ってきたら溶き卵を流しいれ、卵がお好みのかたさになったら、丼にもったごはんの上に乗せて出来上がり!

 

「ナバナとワンタンのスープ」

【材料】2人分
ナバナ(下茹でしたもの)・・・100g
ワンタンの皮・・・4枚
ミニトマト・・・お好みで
鶏がらスープの素・・・大さじ1
水・・・100ml

【作り方】
1、ワンタンの皮を1cm幅に切る。
2、鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、火にかける。
3、煮立ったら、ナバナ、ミニトマト、ワンタンの皮を加え、ワンタンの皮が透き通ったら出来上がり!

 

☆ナバナはカロテン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、カルシウム、鉄分などのビタミン類やミネラル類が豊富です。
☆ビタミンCの含有量は野菜の中でトップクラス。風邪などの病気に対する免疫力を高め、貧血予防や、コラーゲンの育成を促進するなどの美肌効果も期待できます。


なるみの“目指せ!女子力UP!”「煮物椀 蟹真丈」

料理を教えてくれるのはホテル日航高知旭ロイヤルの刈谷和食調理長。
今回のテーマは【椀ものをマスターしよう】です。

○煮物椀 蟹真丈

【材料】5人前
<出汁>
・水…1800cc
・昆布…20g
・削り鰹節…40g
・塩…5g
・薄口醤油…少々
・酒…少々

<椀種 蟹真丈>
・白身魚すり身…150g
・山芋…30g
・カニ身…80g
・卵白…1個分
・出汁…50cc
・片栗粉…大さじ1

【作り方】
<出汁>
①昆布を乾いた布巾で拭き、水1800ccに20分浸けておく。
②昆布と水を弱火にかけ、沸騰直前に引き上げる。(沸騰させると苦味が出る)
③昆布を引き上げたら、火は弱火のまま鍋に差し水をして温度を80~90度に下げ、削り鰹節を入れる。
④削り鰹節を沈め、あくを丁寧に取り除く。
⑤ざるや布巾を使い出汁を漉す。この時絞らず、自然に落ちた分だけ使うことで雑味が入らない。
⑥出汁がとれたら、うち900ccに塩5g、薄口醤油少々、酒少々を加え、吸い地の完成。

<椀種 蟹真丈>
①すり鉢で、白身魚のすり身と山芋を滑らかになるまで良くすり合わせる。
②なめらかになってきたら、片栗粉大さじ1を出汁50ccで溶いて加える。
③軽く泡立てた卵白を加え混ぜたら、カニ身を混ぜ、スプーンなどを使って形を整える。
④沸かした湯に落とし、浮き上がってきたらすくう。
⑤蒸し器などを使い、弱火で10分程度蒸したら出来上がり!

<煮物椀>
・椀種(蟹真丈)・・・煮物椀のメインとなるもの
・椀妻(蕪)・・・メインを引き立てるわき役
・青味(ナバナ)・・・彩を加える青み
・吸い口(木の芽)・・・香りを加える
をそれぞれ椀に盛り付け、吸い口を注いだら完成!

☆和食において煮物椀は、その店の味がわかる、と言われています。
 椀物が薄味なら、ほかの料理も薄味、
 椀物に醤油の香りが強ければ、ほかの料理も醤油をたたせている・・・など
 お店のこだわりがあらわれます。
 ちなみに刈谷調理長のこだわりは「素材の味を引き立たせる、優しい味」だそうです!


「万能!土佐ジンジャー」

【材料】
ショウガ・・・100g
ハチミツ・・・200g

【作り方】
1、ショウガは皮ごと使うので、よく水洗いして泥や汚れを落とす。
2、スライサーで皮ごとショウガを全てスライスする。
3、鍋に湯を沸かし、沸騰したらスライスしたショウガを入れ、ひと煮立ちしたらザルにあげ冷ます。
4、煮沸した瓶などの保存容器に冷ましたショウガを入れ、ショウガが浸るくらいまでハチミツを入れる。
5、1~2日経ち、生姜の成分と水分がハチミツに溶け出しサラサラしてくると出来上がり。

【万能!土佐ジンジャーの使い方・アレンジレシピ】
①甘めのショウガは、辛い食べ物の付け合せにぴったり!辛口カレーに添えると美味しい。
②シロップごとコップに入れてお湯を注ぐ。仕上げに皮目を下にしてユズを絞ると風味抜群。土佐ジンジャードリンクの完成!
③焼いた豚肉に、土佐ジンジャーを加え、仕上げに醤油を回しいれたら、土佐ジンジャーポークの完成!

☆独特の辛みと香りは、「ジンゲロール」や「ショウガオール」によるものでで、食材の消臭作用や抗菌・殺菌作用があります。
☆また、血行を促進し、代謝を高める作用があると言われています。抗酸化作用が高く、がんの予防にも効果が期待されています。


なるみの“目指せ!女子力UP!”「牛肉八幡巻き・菊花蕪」

料理を教えてくれるのはホテル日航高知旭ロイヤルの刈谷和食調理長。
今回のテーマは【伝統的な縁起料理を学ぼう】です。

 

○牛肉八幡巻き
【材料】2人前
・牛肉スライス・・・5枚
・牛蒡・・・1/2本

<調味料>
☆ゴボウを炊く出汁…水:酒:濃口しょうゆ:みりん:砂糖【8:1:1:1:少々】
           和風顆粒だし【少々】
★タレ…酒:濃口しょうゆ:みりん:砂糖【2:2:2:1】

【作り方】
①ゴボウを洗い、包丁の背で皮を剥く。
②皮を剥いたゴボウを約10cm程に切り、4等分に割るように切る。
③米のとぎ汁でゴボウを下ゆでする。キッチンペーパーを落とし蓋として被せるとアクもとれやすい。アクが落ち着いたら火を止めて水にさらす。
④☆の材料で合わせ出汁を作り、落し蓋をして③のゴボウを炊く。
⑤さっと炊き上げたら鍋ごと氷水に落とし、味をしめる。
⑥牛肉のに薄く打ち粉をし、ゴボウが丸くなるよう組み合わせ、牛肉で巻いていく。
⑦フライパンにサラダ油を熱し、巻き終わりが下になるように焼く。
⑧全体に焼き色がついたら、★のタレをまわしかけ、焼きからめる。
⑨タレが絡まったら、フライパンからおろし、煮詰まったタレをかけたら完成!

 

○菊花蕪
【材料】2人前
・小カブ・・・1個
・鷹の爪・・・1本

<調味料>
☆塩水…水・・・540cc
   塩・・・大さじ1
★甘酢…水:酢:砂糖:塩【4:2:1:少々】

【作り方】
①カブの皮を剥き、輪切りにする。
②輪切りにしたカブの両端に割り箸などを置き、縦横に切り込みを入れていく。
※箸を置くことで下まで切れず、菊の「がく」になる部分が残る。
③格子状に切り込みが入ったら、食べやすい大きさに切り分ける。
④☆の塩水に30分程度漬け込む。
⑤浸け終わったら水気をしぼり、刻んだ鷹の爪をいれた★の甘酢に④のカブを半日程度漬け込んで、完成!
※盛り付けるときには、花びらをひらくようにして盛り付ける。

○ポイント
八幡巻き(やわたまき)
 ゴボウを主とした野菜を肉などで巻いて食べる日本の郷土料理です。
 ゴボウは地中に長くまっすぐ根を張ることから、家の基礎がしっかりと堅固であることを願い、縁起のいい食材として知られています。
 ゴボウが主となる料理「八幡巻き」はニンジンやインゲンなどを一緒に巻いたものが多く、見た目も美しいことから、縁起を担いでおせちに使われています。

菊花蕪
 菊は日本の国花で、昔から祝い事にもよく使われている花です。
 菊は邪気を払うといわれており、かぶを菊の花に見立てた「菊花かぶ」には長寿を願うという意味が込められています。


「とろ~り ナスピザ」

【材料】
ナス・・・2本
さば缶詰(水煮)・・・100g
ピザソース・・・大さじ3
ピザ用チーズ・・・50g

【作り方】
1、ナスは縦半分に切り、くり抜きやすいように切り込みを入れる。
  ※皮まで切れ目が入らないように注意

2、切り口を上にして皿に並べてラップをし、500Wの電子レンジで4分間加熱する。柔らかくなったら、スプーンなどで皮を残して中身をくり抜く。

3、2でくり抜いたナスの中身をお好みの大きさに刻み、ボウルにさばの水煮、ナスの中身、ピザソースを加え、混ぜ合わせる。

4、2のナスの器に3の具材を入れ、上からピザ用ソースをかける。

5、アルミホイルに4を乗せ、オーブントースターでチーズか溶けるまで焼いたら完成!

 

☆ナスの皮の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種。抗酸化作用があり、生活習慣病などの予防に役立ちます。

☆切り口が茶色くなる原因の「クロロゲン酸」にも、老化やがんを予防する効果が期待できます。