「こんなミラクルってあるんだ」
打合せをしていて、しみじみ思った。植物学の父・牧野博士ゆかりのクラフトジン「マキノジン」を開発した塩田貴志さんは、発売までにいくつものミラクルを経験。聞けば聞くほど、それは「牧野博士」のお導きではないか、と思える出来事の連続。
高知市の老舗バーのオーナーバーテンダーで、キャリアは40年以上。私が初めてお店を訪れたのは、20代のころ。先輩に連れていってもらったのだが、薄暗くてしっとりと落ち着いた雰囲気の「大人の空間」にうっとり。そこで頂くカクテルは格別だった。
その塩田さんが、60代になって自らクラフトジンを開発。何かに挑戦するのに年齢など関係ない、ということを実践してくれている。アラ還世代にも勇気を与えてくれるチャレンジだと思う。マキノジンは、ミラクルな出来事とともに好調なスタートを切り、3年目の今年はいよいよ海外へ・・。
(MC:和田敦子)
高知市帯屋町の居酒屋前に積み上げられた数々の機材。ローカルCMの撮影が始まっていた。CMは15秒、撮影を仕切り、わずか1秒に人生をかけている人、それが今回出演していただいた島田裕介さん。東京と高知を行ったり来たりで、高知でのCM制作も増えているという。島田さんの腕は高く評価されている。
圧巻は、収録当日のこと。島田さんの「こだわり」を形にして紹介しようということから、テレビ高知スタジオに照明器具を持ち込みいつもと違った照明での演出をすることになっていたのだが、セッティングを始めて1時間。大がかりな照明器具なので、スタジオ自体もどこか別の場所のよう。最後の最後まで、モニターで厳しく色の濃淡をチェック。照明デザイナーのプロ意識を目の前にして、1秒にかける思いが伝わってきた。
セッティングを終えてからのトーク。やはり熱い人だった。これぞプロ!ぜひ、ここばなで「目撃」してください。
(MC:和田敦子)
地域のイベントなどで大活躍のお笑い芸人・ツーライスの大ちゃんとヤスさん。まぶしいほど色鮮やかな青とオレンジのスーツ姿でスタジオに現れたときにはさすがの芸人の「オーラ」を感じました。しゃべりにもやはりリズムがあって、2人のあうんの呼吸が心地よく、どっちがMCなのかわからないくらい(笑)東京で活動していたツーライスさんが高知に拠点を変え、西に東にと走り回っているのを見ると、応援したくなります!
ここばなでは、高知での今のお仕事についてやコンビが長く続く秘訣などなど、普段は聞くことのできないお話をして頂きました。ホームページに、ギャクを108つ持っていると書いてあったので、このトーク収録の間にいくつ出てくるのか、楽しみにしていましたが・・さて、どうだったでしょうか。また、誰も知らない相方の秘密をお互いに暴露、芸人仲間の方からのサプライズメッセージも必見です。とにかく、楽しい回です。ぜひご覧ください。
(MC:和田敦子)