里山で深刻化する鳥獣による農作物の被害。その対策として狩猟が行われている。土佐市谷地地区は、イノシシによる被害が多く、農業に従事する若い世代が狩猟免許をとって、自ら害獣を駆除している。その谷地地区でわな猟を体験するプログラムが行われた。参加者は、イノシシ油のハンドクリーム作りや、イノシシのソーセージの試食、わなの設置などを体験した。鳥獣被害の現状と有効利用について考えた様子を紹介する。
eco応援団
陸の豊かさを守る
高知商業高校ジビエ商品開発・販売促進部の生徒が高知市役所の食堂「せんだんの木」で
【高校生ジビエ・サマー・レストラン」をオープンさせた。売り上げを森林保全活動に寄付し、SDGsの項目の一つ「陸の豊かさを守ろう」という目標の達成を目指したこの取り組み。自分たちで考えたシカやイノシシを使った料理を期間限定で販売している。活動に関わる生徒たちのオープン前の調理練習から販売当日の模様を紹介する。
昔よく見た便利なモノ
最近目にすることが少なくなった「ハエたたき」。使ってみると便利な、昔ながらのグッズをシュロの葉で作るワークショップが開催された。開いたのは長岡郡本山町の「集落活動センターなめかわ」。参加者たちは、シュロの葉の素材を生かしながら、好きな色の毛糸を使って世界で一つの「Myハエたたき」を作った。ティータイムには、地元の米粉を使ったシフォンケーキを食べた。山の生活や自然に触れた様子を紹介する。
※番組最後でご紹介した週末カフェは、
紙をデコレーション
吾川郡いの町にあるレンタルオフィスで定期的に【ペーパークイリング】のワークショップが開催されている。【ペーパークイリング】は、紙が貴重だった16~17世紀にかけて、製本する時に出る余分な紙の端を使い、宗教的用具を装飾したのが始まりとされているペーパークラフト。今では専用のキットも販売されていて手軽に取り組むこともできる。今回のワークショップの模様から「モノ作り」の楽しさを紹介する。
高知の木で工作しよう
香南市香我美町の県立月見山こどもの森で、高知県産のスギを使った「夏の木工教室」が行われた。毎年この時期に行われていて、夏休みの宿題製作を兼ねた人気の教室。数年前までは、スギの一枚板から製作していたが、時間の短縮のため、釘や接着剤を使って簡単にできる「キット」を使った教室になっている。参加した子どもたちが高知県産のスギの香りやあたたかさを感じながら、一生懸命作った様子を紹介する。