あさコレ!

番組情報
番組名

あさコレ!

放送時間
毎週土曜日 あさ10時25分~
番組紹介

さわやかな朝に視聴者に役立つ情報をコレクションしてお届けします!

【リポーター】
平賀吏桜(テレビ高知アナウンサー)
ハル

なるみの“目指せ!女子力UP!”「煮物椀 蟹真丈」

料理を教えてくれるのはホテル日航高知旭ロイヤルの刈谷和食調理長。
今回のテーマは【椀ものをマスターしよう】です。

○煮物椀 蟹真丈

【材料】5人前
<出汁>
・水…1800cc
・昆布…20g
・削り鰹節…40g
・塩…5g
・薄口醤油…少々
・酒…少々

<椀種 蟹真丈>
・白身魚すり身…150g
・山芋…30g
・カニ身…80g
・卵白…1個分
・出汁…50cc
・片栗粉…大さじ1

【作り方】
<出汁>
①昆布を乾いた布巾で拭き、水1800ccに20分浸けておく。
②昆布と水を弱火にかけ、沸騰直前に引き上げる。(沸騰させると苦味が出る)
③昆布を引き上げたら、火は弱火のまま鍋に差し水をして温度を80~90度に下げ、削り鰹節を入れる。
④削り鰹節を沈め、あくを丁寧に取り除く。
⑤ざるや布巾を使い出汁を漉す。この時絞らず、自然に落ちた分だけ使うことで雑味が入らない。
⑥出汁がとれたら、うち900ccに塩5g、薄口醤油少々、酒少々を加え、吸い地の完成。

<椀種 蟹真丈>
①すり鉢で、白身魚のすり身と山芋を滑らかになるまで良くすり合わせる。
②なめらかになってきたら、片栗粉大さじ1を出汁50ccで溶いて加える。
③軽く泡立てた卵白を加え混ぜたら、カニ身を混ぜ、スプーンなどを使って形を整える。
④沸かした湯に落とし、浮き上がってきたらすくう。
⑤蒸し器などを使い、弱火で10分程度蒸したら出来上がり!

<煮物椀>
・椀種(蟹真丈)・・・煮物椀のメインとなるもの
・椀妻(蕪)・・・メインを引き立てるわき役
・青味(ナバナ)・・・彩を加える青み
・吸い口(木の芽)・・・香りを加える
をそれぞれ椀に盛り付け、吸い口を注いだら完成!

☆和食において煮物椀は、その店の味がわかる、と言われています。
 椀物が薄味なら、ほかの料理も薄味、
 椀物に醤油の香りが強ければ、ほかの料理も醤油をたたせている・・・など
 お店のこだわりがあらわれます。
 ちなみに刈谷調理長のこだわりは「素材の味を引き立たせる、優しい味」だそうです!


「万能!土佐ジンジャー」

【材料】
ショウガ・・・100g
ハチミツ・・・200g

【作り方】
1、ショウガは皮ごと使うので、よく水洗いして泥や汚れを落とす。
2、スライサーで皮ごとショウガを全てスライスする。
3、鍋に湯を沸かし、沸騰したらスライスしたショウガを入れ、ひと煮立ちしたらザルにあげ冷ます。
4、煮沸した瓶などの保存容器に冷ましたショウガを入れ、ショウガが浸るくらいまでハチミツを入れる。
5、1~2日経ち、生姜の成分と水分がハチミツに溶け出しサラサラしてくると出来上がり。

【万能!土佐ジンジャーの使い方・アレンジレシピ】
①甘めのショウガは、辛い食べ物の付け合せにぴったり!辛口カレーに添えると美味しい。
②シロップごとコップに入れてお湯を注ぐ。仕上げに皮目を下にしてユズを絞ると風味抜群。土佐ジンジャードリンクの完成!
③焼いた豚肉に、土佐ジンジャーを加え、仕上げに醤油を回しいれたら、土佐ジンジャーポークの完成!

☆独特の辛みと香りは、「ジンゲロール」や「ショウガオール」によるものでで、食材の消臭作用や抗菌・殺菌作用があります。
☆また、血行を促進し、代謝を高める作用があると言われています。抗酸化作用が高く、がんの予防にも効果が期待されています。