一棟貸しの宿と民芸品店　

柳屋（柳屋旅館） 【須崎市】

※情報は2023年4月20日放送時

テーマは「ゲストハウス特集」。

須崎市にある 一棟貸しの宿と民芸品店　柳屋 です。

江戸時代に建てられた建物を利用し、明治18年に創業。
お遍路さんや観光客らを癒す宿、柳屋旅館として長年親しまれてきました。

棚野さん「古い旅館ですし、自分の実家でもあるので、何とか残したい、自分の生きている間は頑張ってここを継ぎたい、残したいと思っています」

棚野さんが引き継いだ宿はその趣を残したまま、令和2年にリニューアルしました。

棚野さん「昔は母屋も旅館として使っていたんですが、ふすまで仕切る旅館でしたので、今は主に食事処とか、教室とか展覧会とか、そういうことに利用していただいております」

肝心の宿はというと、

母屋をくぐり抜け、どんどん進むと奥に見えてきました。

部屋からは中庭が見渡せ、広々とした雰囲気。夏には花火も見られます。

キッチンもついています。

平屋の部屋は昔ながらの雰囲気、外国人客も訪れているといいます。

ゆっくりとくつろげる中庭にある樹齢150年ほどの大きなサボテンも見応えがあります。

母屋の店先では棚野さんが作った民芸品なども販売しています。

土曜日限定で、老舗旅館に伝わる昔ながらの味も提供しています。

鍋焼き煮込みうどん、鶏肉のお出汁がたまらない優しい味わいです。

創業から形を変えながらも、旅人たちを癒し続ける柳屋旅館。
訪れてくれる人たちを、自分の家のようにもてなしたいという思いです。

棚野さん「家庭に帰ったような感じでゆっくりくつろいでいただける、そんな旅館を目指しております。いろんな面で皆様に地域の方に来ていただける、喜んでいただけるそういう店を目指して、これからも頑張っていきたいと思います」

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