テレビ高知放送番組審議会

第543回放送番組審議会だより

第543回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2021年4月2日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
二宮久美(レポート参加)
会社側出席者 代表取締役社長         井上良介
取締役副社長          藤田徹也
専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹
取締役 編成業務局長      横山雄一
報道制作局長代理        和田敦子
編成業務部長          新納朋代
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 3.11からふるSP 」
【放送日】
令和3年03月11日(木) 15:50~17:50放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評

・次回定例会の確認

・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・2時間番組の長さを感じさせず、また緊張感を持って視聴出来る良くまとまった番組だった。出来れば伝えるべき内容については番組最後に「まとめ」として掲示されれば更に良かったと思う。
・番組の全体的な組み立てや、字幕文字の大きさ、画面構成など多くの工夫が感じられる。
・コロナ禍の中、車中泊避難をはじめ「防災・減災」のあり方、意識の持ち方を再び考えさせられた。
・視聴者の心に響く構成内容だった。大震災被災地の取材も感心出来るもので、大きなテーマとして掲げている「つなぐ・つながる」のテーマ内容に沿っていた。
・女性二人による番組進行は珍しく感じたが、両者の持ち味・バランスも良かった。冒頭の被災地からの生中継レポートは落ち着いた口調で丁寧に伝えられていたので説得力があり好感が持てた。
・「専門家としての原教授」「行政側の濵田知事」「視聴者代表の柴田さん」の3人のゲストがそれぞれの立場で話すコメントが聞き取り易く理解し易かった。
・生放送だからこそ「瞬間の言葉の選択に細心の注意が必要」だと感じさせる場面が幾つかあった。
・南海トラフ地震と高知県の現状、未来に向けての備えなどが幅広く取材され、興味深く拝見した。この様な取り組みは「マスメディアの大事な使命」を感じさせる。
・次世代を担う小中高校生の活躍ぶり等を取り上げ、今後の希望が持てる内容の終わり方も良かった。