テレビ高知放送番組審議会

第594回放送番組審議会だより

第594回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2026年5月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
小島久美
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長          藤田徹也
常務取締役 放送番組審議会担当  横山雄一
取締役              北澤邦典
取締役 未来推進・ビジネス戦略局長  土居伸弘
取締役              岡田康也
コンテンツ局 編成部長代行(途中退席)  姫野幸太
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 キテレツが咲く 」
【放送日】
令和8年04月29日(水) 19:00~19:54放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

※番組の概要

・2023年6月から毎月最終水曜日のゴールデンタイムに放送しているローカル制作の情報バラエティ番組。高知の「ヒト・モノ・コト」を紹介し、視聴者に明日の話題を提供することをコンセプトとしている。お笑いコンビのFUJIWARAをMCに迎え、近年は地域活性化を見据えて市町村の魅力を深掘りするロケを強化しており、県民との触れ合いを通じて各地の新たな魅力を発信している。今回は県の観光キャンペーンと地元まつりとのタイアップで番組を構成。

※委員からの主な意見

・FUJIWARAの卓越したトーク力や素人を面白く捌く技術、西森さんの高いアドリブ力が番組を盛り上げている。デハラさんの飄々とした絶妙なコメントや存在感の大きさを感じさせ、普段とは役割が違うが独特のキャラクターの“しばっち”や松岡アナウンサーも良い仕事をしていた。

・画面を盛り上げる緩急のあるカメラワークや、制作スタッフのノリとワクワク感が伝わるコテコテのテロップ使い、場面に合ったBGMや効果音、ナレーションの使い分けなどの工夫が番組の面白さに貢献している。

・全体的なストーリーやまとまりはないものの、その「ゆるさ」や「ユルユルグダグダ感」こそが番組の魅力であり、特に若い世代の視聴者層に心地よく受け入れられ面白く観られていると思われる。

・今回登場した素人プレゼンターたちのキテレツ度や個性の強さに感心した。特に県外からの移住者のワールドワイドな活躍が目立ち、高知の魅力や豊かさを再発見できる人選だったと思われる。

・番組内で紹介されたコーヒー店や商店街の場所、お祭りの会場などが分かり辛いとの指摘があった。TVer等の県外視聴者も想定して、高知県内における越知町の位置や、町内マップなどのサイド情報を提示する工夫も欲しかった。

・バラエティとしてのテンポは良いものの、県外から移住してきた魅力的な店主やアーティスト、個性的でキテレツな出演者たちの経歴やプロフィールについて、ナレーション等も含めてもう少し深掘りして欲しかった。

・紹介したパン屋の商品がほぼ売り切れ状態だった点や、商店街での仕込み不足が感じられた。事前リサーチを丁寧に行うなど、行き当たりばったり感を抑えて地域の魅力をより引き出す工夫が必要だったと思われる。

・お祭り会場前半の映像では客席手前しか映らずガラガラで寂しい印象を与えてしまったため、もっと最初から全体が盛り上がっている様子を伝えるべきだったと、観光アピールの観点や映像処理の工夫についての意見があった。

・オープニングの沈下橋ロケ地の説明不足や、特定の掛け合いシーンが長すぎたこと、登場の必然性が薄い場面があったことなど番組尺のバランスや一部演出の違和感が指摘されると共に、構成上のメリハリを求める意見もあった。

・放送開始から3年が経ち、地域のユニークな魅力を発信するゴールデンタイムの看板番組として着実に成長している。今後も地元にスポットを当てた企画などで更にブラッシュアップして欲しい。  等

 

 

以上