テレビ高知放送番組審議会

第592回放送番組審議会だより

第592回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2026年3月6日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
小島久美(※レポート参加)
会社側出席者 代表取締役社長          藤田徹也
常務取締役 放送番組審議会担当  横山雄一
常務取締役            中川 浩
取締役              北澤邦典
取締役 コンテンツ局長      岡田康也
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 Do You Know⁉(ど~いうの) 四国 」
【放送日】
令和8年02月25日(水) 20:00~20:58放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

※番組の概要

・この番組はテレビ高知と愛媛・あいテレビが「四国を一つに」というコンセプトで共同制作した特別番組で、年2回の放送。第4回となる今回はテレビ高知が初めて幹事局を務めた。内容は四国全95市町村でのアンケート調査による「県民あるある」の深掘りをメインに、今回は4県が競う「ご当地パン頂上決戦」も構成した。文化や嗜好、特色など他県との違いを投げかけ、四国の魅力を再発見することを目指しており、高知地区では世帯視聴率8.0%、同時間帯1位を記録した。

※委員からの主な意見

・1時間があっという間に感じられるほど番組のテンポが良く、飽きさせない構成だった。一方で、盛りだくさんゆえに「目まぐるしい」「詰め込みすぎ」と感じる場面もあり、内容の精査を求める声もあった。

・アンケートに基づく「四国あるある」の深掘りは意外性と共に楽しい構成内容だった。地元民には当たり前でも他県民には新鮮な驚きがあり、坂本龍馬の名称多用問題や香川の「うどん製紙」など、知的好奇心を刺激する内容でし。

・進行役出演者の画像を切り抜いて拡大したり、背景に映像を大きく流したりする大胆な演出がバラエティ番組らしい雰囲気と楽しさを生んでいた。視覚効果としては字幕スーパー(テロップ)の色使いやサイズも、読み易くて好感が持てる。

・進行役3名(見取り図・馬場園梓)の軽妙なトークと素直なツッコミが番組に合っていて、気負わず視聴出来る良さがあった。ただし、全員がツッコミ役のため「もう一人・地元のいじられ役」がいれば、より共感を得られたのではとの意見もあった。

・「ご当地パン頂上決戦」では4県それぞれの歴史や製法が丁寧に取材されており、購買意欲をそそる良い内容だった。一方で、元祖の店が紹介出来てなかった点や、徳島パートの誕生秘話が欠けていた点など、取材の「雑さ」や「手抜き」を指摘する声も一部あった。

・松岡アナの明るく通る声と、尾﨑アナのハリのある新鮮なナレーションが、番組の雰囲気に合っていた。また、各県ゆかりのアーティストの楽曲を使用した選曲も、親しみやすさを生む良い演出だった。

・今回はテレビ高知が幹事のため高知の情報が深く充実していた一方、他県(特に徳島・香川)の掘り下げに差が感じられた。4県を平等に扱うか、面白いネタを膨らませるか、今後のバランス調整が課題。

・徳島の「豆玉お好み焼き」から藍染や北海道との歴史的繋がりを紐解くなど、単なるグルメ紹介に留まらない深掘りが特に良かった。食文化を通じて四国の繋がりを再発見できる点に、番組の価値が見出された。

・進行役がワイプ内で喋るコメントと、本編のナレーションや映像内の出演者の声が重なり、聞き取り難い箇所があった。また、番宣CMでは3人のテンションが低く感じられ、本編の面白さが十分伝わりきっていないと思う。

・四国の魅力を再発見出来る良い企画であり、第5弾の放送が望まれる。主要なネタが出尽くした懸念があるものの、新しい切り口で四国を深掘りする次作を期待する。      等

 

以上