第586回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2025年7月4日(金)2.出席委員(敬称略)
委員長 | 佐竹新市 |
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副委員長 | 池田あけみ |
委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 小島久美 野並良寛 |
会社側出席者 |
常務取締役 放送番組審議会担当 横山雄一 取締役 北澤邦典 取締役 コンテンツ局長 岡田康也 コンテンツ局 編成ブランディング部長 村山まや |
事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- 「 ネイチャーワールド高知 奇跡の美食ツーリズム 」
- 【放送日】
- 令和7年06月07日(土)17:00~17:30放送
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
※番組の概要
高知民放3局リレー方式のシリーズ番組「ネイチャーワールド高知・美食ツーリズム」のセカンドシーズンは「土佐は土佐に来てこそ土佐」を番組テーマに、高知の唯一無二の魅力を発信する。著名な料理人が高知の食の素晴らしさを料理家とツーリストの視点で紹介する「美食ツーリズム」をメインに、須崎市に移住したアメリカ人寿司職人デイビッドさんが須崎の魅力を発信する「デイビッドの須崎 DE SHOW」や、四季の恵みと郷土料理をテーマに失われつつある郷土料理の知恵や活用方法を発信する「絶品土佐めしアーカイブ」などの新コーナーで構成。
※委員からの主な意見
・オープニング映像と共に食材や料理の映像が美しい。またテロップの文字の大きさ、色使い、地図の表示などが読み易く、デザインも分かり易い点が高く評価された。
・多比良健さんの軽妙なナレーションや、小椋恵子さんの柔らかくもしっかりとしたナレーションとテンポの良い紹介は魅力が伝わってくる。
・野﨑洋光さんの素朴な食レポやデイビッドさんの人懐っこいキャラクターと共に須崎魚市場の描写や漁師へのリスペクトが快く感じられた。
・野﨑さんの経歴をより詳しく説明することで、番組の質を更に高められるのではないか。
・食材へのストーリー性や情報が簡潔にしっかり込められている点が評価されたが、ナレーションの不適切な表現(「文旦が売っています。」)や過大な表現などがあり処理の粗さも指摘された。
・コーナーの締め方や番組の終わり方が中途半端。視聴者が肩透かしを食らうとの意見もあった。
・30分に内容を詰め込み過ぎているため、焦点が定まらず記憶に残り難い。また、番組のメインターゲット(地元住民か観光客か)が不明瞭という意見もあった。
以上