テレビ高知放送番組審議会

第514回 審議会だより

第514回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2018年5月11日(金)

2.出席委員(敬称略)

副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三 
二宮 久美
野並 良寛
会社側出席者 久禮田 徹(常務取締役総務局長)
山中 昭彦(取締役編成営業局・メディア事業局担当)
岡﨑 正明(役員待遇メディア事業局長)
横山 雄一(役員待遇編成営業局長)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 ザッツ☆とさたび~高知ファンタスティックグルメ~ 」
【放送日】
平成30年3月7日(水) 19:00~19:55放送

(2)審議の概要

高知の魅力を伝える為にグルメに特化した狙いは良かった。各料理のアップ映像もとても美味しそうに撮影されていた。しかし、ゲスト任せの場面進行、食レポの表現力不足、騒がしくて大げさなリアクションの数々、等には最後まで馴染めなかった。
「県外向け高知情報の発信」を、タレントを使って積極的に取り組む姿勢には好感が持てる。
グルメ番組は美しい映像とイメージ作りがキーポイント。料理や箸上げカットなどに配慮や工夫が乏しく、イメージダウンにつながり兼ねない残念なシーンがいくつか散見された。撮影現場ではもっと丁寧な絵作りを心掛ける必要があると思う。
ゲストに似たキャラクターの女性2人を選定したことに疑問を感じる。番組の進行全般にまとまりが無く、バランスが悪く感じた。
取り上げた料理の食材に関して、紹介した場所や施設に関して、その位置や距離感について等、視聴者に向けて「適切な周辺情報」も上手に案内して欲しかった。
番組内でのナレーションには好印象。一方で、BGMの選曲や効果音の適切な活用については更なる工夫と配慮が必要だと感じる。
起用した新人局アナの「番組内の立ち位置」が不明確。冒頭ではゲスト2人を相手に頑張っていたが、残念なことに途中から存在感が薄れてしまった。今後の成長と活躍に期待します。
番組内で紹介した料理数の多寡は適切で、各料理の全体的なバランス配分も良かった。
など  


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り