テレビ高知放送番組審議会

第510回 審議会だより

第510回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2018年1月12日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹 新市
副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三 
野並 良寛
会社側出席者 井上 良介(代表取締役社長)
久禮田 徹(常務取締役総務局長)
新階 日出夫(取締役報道・技術センター長)
山中 昭彦(取締役営業局長)
横山 雄一(編成局長)
竹村 志麻(報道・技術センター部長報道担当)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 小さな島の妖精たち ~全校児童6人の挑戦~ 」
【放送日】
平成29年12月31日(日)16:54~17:24放送

(2)審議の概要

子供たちの素朴で素直な表情や、番組冒頭からの構成やテンポが良かった。また、明るく優しく語り掛けるナレーションは番組内容に合っていて好感が持てた。
ニュース報道時に比べ、盛り込まれた情報や映像が丁寧に構成されていた。
子供たちの心のこもった演奏がたっぷり放送されていたのは良かったが、手作り楽器の紹介やその説明、演奏指導者の紹介や子供たちと関わりを持った経緯、など視聴者が興味を持つであろう部分の説明がほとんど無く残念であった。
番組への期待(子供たちの清々しい姿など)が大きかった分、「制作者の意図が前面に出ている」「(取材側の問い掛けに対する)子供たちの反応・声を多用する」など残念な視聴後感もあった。
番組の主張する焦点が不明確であった。「沖ノ島の過疎化問題」など別の問題を持ち込まないでシンプルなテーマで子供たちに迫った方が良かったのではないかと感じる。
このような取材の取り組みは地元の方々も大変嬉しいことと思えますし、視聴する私たちも微笑ましく拝見できる内容です。今後も引き続き話題の掘り起こしに期待しています。


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り