テレビ高知放送番組審議会

第405回 審議会だより

第405回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2007年6月8日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 森本 忠彦
副委員長 石川 啓子
委員 荒川 浩一
池田あけみ
岡本 康生
下岡 正文
角  博子
会社側出席者 藤原 健男(代表取締役社長)
髙石 眞一(専務取締役)
竹村 修己(常務取締役報道技術センター長)
井上 良介(取締役営業企画局長)
有光 孝一(取締役編成業務局長)
福島 和彦(報道技術センター報道担当部長)
事務局 笹岡 良昭 (事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
西日本8局特番「自治体危機~いま地方で何が起きているか~」
【放送日】
19年5月4日(金)

(2)審議の概要

テレビ高知新体制の報告とあいさつ
上記番組視聴の上、合評
次回定例会の確認


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・ 問い掛けばかりで、どうすべきかの結論がなかった。賛否はあろうが、何らかの方向性を示して欲しかった。
・ 事実のら列ではあるが、各地域の事例をまとめて伝えるのは問題点の整理になる。
・ コメントを避けて、知らせるという立場では公平で良い。
・ 自治体の危機をテーマに掲げた以上、何が危機か、何が問題なのか、どうするのかを展開すべき。
・ 「地方自治は根本から揺さぶられている」と、もっともらしいコメントがあったが、何をどう考えるかの提示がない。
・ 「あなたは、まだ見て見ぬ振りをしますか」と言われても、内容との関連が希薄で受け止めようがない。
・ 視聴者を煽るのではなく、静かに考えようという作りをして欲しい。
・ 共同制作番組には、おのずから限界がある。このテーマは日本の縮図であり、西日本に限定したのは残念。
・ 各地の自治体の現状が良く分かった。ひとつの情報として知らせるだけでも意味がある。
・ 間接民主主義の形骸化が見て取れた。「見て見ぬ振り」は、議員に投げた言葉として受け止めた。
・ 国のまずさやガッカリ対応が分かり、興味深いテーマであった。
・ 報道番組の位置付けだと思うが、ワイドショーの匂いがして懸念を覚えた。
・ 煽る作りで危機感を持ちなさいというのは耳につき、事実が嘘っぽく見える。
・ 制作側の答えがお粗末で、最後の字幕はいらない。
・ 煽るようなナレーションなどは、番組の質を変え、低下させる。
・ 8局特番は、これまでつぎはぎしたものが多かったが、今回はひとつのストーリーになっていた。
・ 重い内容を軽く見てもらうという感じのナレーションは残念。
・ 国民に自分たちのことだというメッセージは大事。