テレビ高知放送番組審議会

第529回放送番組審議会だより

第529回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2019年11月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長         井上良介
専務取締役 放送番組審議会担当 久禮田徹
取締役 編成営業局長      横山雄一
編成業務部長 編成業務担当   岡田康也
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 情報パレット からふる (途中のNスタを除く) 」
【放送日】
令和元年10月11日(金) 17:15~18:55放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・歴史のある番組からバトンを受け継ぐ大改革としての新番組。スタートしてから間も無い為なのか全般的に仕上げの粗さが目に付くが、自由な雰囲気の中でスタッフが生き生きと仕事をしているように感じる。今後は番組の独自性と成熟が成功へ向けての鍵となるのではないだろうか。

・テレビ各局共に報道系番組が流れる時間帯での新番組。番組制作側も手探りの状況と見受けられるが、見る方も視聴スタンスが未だ定まらない状況です。今後の成長に期待しています。

・スタジオのセットも明るくなり、現在風のサウンドロゴを含め親しみ易い雰囲気が漂っている。

 また、画面内の文字スーパーはくっきりとした太い文字が使用されていたので好感が持てる。

・MCの杉本さんは声が聞き取り易く、話し方も分かり易い。見た目も落ち着きがあり自然な雰囲気にも好感が持てる。

・全般的に情報系番組寄り・軽めの色合いが強く、ニュースがコーナー的に扱われているように思う。

 現状で進めば「ニュース発信力」が今後低下するのではないかと不安に感じる。

・「番組ゲストの特集」は本人の魅力と共に現地での取材が丁寧に行われていて良く纏まっていた。

 同様に番組内で放送する各コーナーも全般的に纏まりが良く解り易い構成だったと思います。

・番組全体の安定感と幅を広げる意味でも「ベテラン陣の出番を設ける」等の取り組みも必要ではないでしょうか。

<からふるLIVE>

・ライブ中継現場とスタジオを繋ぐ時にスケッチブックを利用するなど新たな取り組みに挑戦していた。悪くはないが歩きながらの説明では画面も揺れて文字が見辛くなる。本当に歩く必要があったのだろうか不明である。

・現地レポートや食レポは視聴者に向けて上手に情報発信出来るように更なる工夫や努力を願いたい。

・双方向の掛け合い時に結構な時差があり、話の内容に入り込み難さが感じられた。

                                 以上