第589回放送番組審議会議事の概要
1.開催年月日
2025年11月7日(金)2.出席委員(敬称略)
| 委員長 | 佐竹新市(※レポート参加) |
|---|---|
| 副委員長 | 池田あけみ |
| 委員 |
入交英太 奥村興二 中田由季 大家賢三 小島久美 野並良寛 |
| 会社側出席者 |
常務取締役 放送番組審議会担当 横山雄一 取締役 北澤邦典 取締役 コンテンツ局長 岡田康也 |
| 事務局 | 吉本龍二 |
3.議事の概要
(1)議題
- 【番組の合評】
- ローカル情報生放送1時間番組「 はぴきん 」
- 【放送日】
- 令和7年10月03日(金)15:49~16:50放送
(2)審議の概要
・上記番組の批評
・次回定例会の確認
・その他報告事項
(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り
※番組の概要
視聴者ターゲットは子育て世代の女性で「週末を最高に楽しむためのアイデアを届ける」情報番組として2024年10月3日(金)にローカル情報生放送の1時間番組「はぴきん」の放送をスタート。今回はその1回目の放送に関して委員からの視聴意見、批評を頂いた。
※委員からの主な意見
・司会進行に関しては、松岡アナの嫌味のない笑顔と表情が良く落ち着いている。川見アナは緊張感の中にもフレッシュな印象があり初々しさが場を和ませた。山岸予報士は堂々として余裕があり落ち着いたコメントが安心感につながっている。等の意見と共に、番組冒頭のカメラ目線の元気いっぱいのスタート、松岡アナの試食の綺麗さ、フレッシュな3名の組み合わせに好感が持てる等の意見もあった。
・一方で番組が進むにつれてMCの目線が下に落ちる(原稿を読む)姿が目立った。川見アナはテンションが上がり易い部分があり、もう少し落ち着いた進行が必要。白い衣装が背景の淡いカラーに溶け込んで見難かった。エンディングのグダグダ感や、時間が余ってしまったような状態が見受けられた。等の改善を望む声もあった。
・スタジオセットは青色ベースに黄色や虹色、イラストなどを用い、明るく番組に合っていたと思うが、番組コンセプトの「週末を最高に楽しむためのアイデアを届ける」というコンセプトが感じ難かった。「からふる」など他の番組との差別化が分かり難い。以前からのコーナーをそのまま入れている部分があり新番組のイメージにそぐわなかった気がする等の意見もあった。
・「はぴきんTRIP」「はぴきんWEATHER」「制服改造!!ビフォア・アフター」「はぴKITCHEN」等の各コーナーはポイントを丁寧に紹介し、情報がコンパクトにまとまっていて良かった。また、「一言日記」という企画の手作り感ある温かみが「今どき」を感じさせて良かった。「お知らせ広場」で素人が直接PRする手法は、ダイレクトに伝わり易くて良かった。
・一方で出演者プロフィールの紹介が不十分であったり、映像とコメントのバランスが悪い部分、情報テロップ(地図、営業時間など)の表示時間が短く読みきれなかった、など工夫不足・配慮不足が感じられる場面があったので今後の改善を望みたい。
・放送時間帯(金曜15時49分)は子育て世代には慌ただしい時間帯であり落ち着いて見られない視聴者もいる。いっそ夜に放送する方が視聴者層に合うのかもしれない。また、コマーシャルが連続して長くCMばかり見せられている感じがしたため、分散させるべきとの意見もあった。
・まだ始まったばかりの番組で、若手アナウンサーの成長ステップの番組という意味合いもある。コンセプトに徹底的にこだわって番組作りをすればより楽しいものになるのではないか。名物番組となるように応援・期待したい。 等
以上
