テレビ高知放送番組審議会

第562回放送番組審議会だより

第562回放送番組審議会議事の概要


1.開催年月日

2023年3月3日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹新市
副委員長 池田あけみ(※レポート参加)
委員 入交英太
奥村興二
中田由季
大家賢三
二宮久美
野並良寛
会社側出席者 代表取締役社長         藤田徹也
常務取締役           飯島達男
取締役 メディア技術局長    横山雄一
取締役 報道制作局長、番審担当 上田正哉
取締役 営業局長        北澤邦典
総合編成局長          岡田康也
事務局 吉本龍二

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「 キテレツが咲く 」
【放送日】
令和5年02月22日(水) 19:00~20:00放送

(2)審議の概要

・上記番組の批評

・次回定例会の確認

・その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

・「高知のディープ」「高知のキテレツ」を紹介するインパクトがあり興味をそそるタイトルの番組で、個人差もあろうかと思うが面白いと言うよりも楽しい構成内容の番組だった。

・高知に縁のある個性的なプレゼンター役の3人が夫々のテーマを持ち込み、お笑いコンビFUJIWARAの2人に対して積極的にプレゼンする番組の進行。プレゼンターのキャスティングも良く、FUJIWARAの2人も上手に各話題を安定感のある笑いへとつなげていた。

・進行役の平賀アナウンサーは出過ぎず、明るく上手に番組をまとめていた。また、各テーマのナレーションは3人のアナウンサーが担当していたので目先や印象が変わり工夫が感じられた。

・各テーマでの撮影はそれぞれ丁寧に取材している部分が多く有り、美しい自然の景色やドローン映像もタイミング良く挿入されていて雰囲気を盛り上げていた。

・番組全体としては、終始不安定で微妙な空気感が流れていて、「雑さ」もありながらも意外に面白かった。

・前半のキテレツさに対して後半のアカデミックさを感じさせるアンバランスな構成も、見方によっては全体的にバランスが取れていたのかもしれない。

・「見た目の面白さや強いインパクトを追求」するのも良いが、子供も視聴するゴールデンタイムの放送で“火を吐く”映像を配慮無く使用したり、際どさを感じさせる若者言葉の「決まる」を不用意に遣うなど気になる部分があった。  等

以上