KUTVニュース

高知市のホテルで妻殺害の被告「奪われるくらいなら・・・」

去年11月、高知市のホテルで別居中の妻の首を絞めて殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が開かれ、男は「ほかの男性に奪われるくらいならと思い殺害した」と証言しました。

起訴内容によりますと住所不定無職の土居巧被告は、去年11月、高知市長浜のホテルで別居中の妻の首を両手で絞め殺害した罪に問われています。

きょうは被告人質問が行われ、土居被告が事件の経緯を証言。連絡を絶っていた被害者にシングルマザーを装い、SNSで連絡を取ったことについて、「会うことができれば関係が修復できると思った」と述べました。また、殺害にいたった動機については妻が離婚を考えていて、事件当日、今後の連絡をSNSのメッセージのみにするよう言われたことなどから、「2度と会えなくなると思いパニックになった」「他の男性に奪われるくらいならと思い殺害した」と証言しました。

裁判は来月1日に結審し、2日に判決が言い渡されます。


きょうからドライブスルーマーケット

車に乗ったまま弁当などの料理を買うことができる「ドライブスルーマーケット」が、29日から始まりました。売り上げの一部は生活に困っている人の支援に使われます。

「ドライブスルーマーケット」は、車に乗ったまま料理が買えるテイクアウトイベントです。29日は飲食店9店舗が高知市のホテルの駐車場で、13種類およそ400食を販売しました。高知市でカフェを経営する女性が「まちを活気付けよう」と始めたこのイベント、開始30分前から30台ほどの車が並び、訪れた人たちは販売を今か今かと待ちわびていました。スタッフは人と人との接触を避けるため、車に乗った人たちにメニューを渡して注文を取り、商品を届けます。2回目の今回は、5種類のドリンクも用意され、売り上げは全額、生活に困っている世帯に無料で弁当を配るための費用にあてられます。

ドライブスルーマーケットはあさってまで高知市のホテルセリーズの駐車場で開かれます。


新型コロナ 高知での感染初確認から3か月

新型コロナウイルスの感染が高知県内で初めて確認されてから3カ月がたちました。第一波、第二波という感染の波を乗り越え、一定、落ち着いている状況の中、濵田知事は記者会見でこの3カ月を振り返りました。県民への感謝を述べる一方、「払った代償はかなり大きい」と捉えています。

県内では2月29日に初めて新型コロナへの感染を確認。合わせて74人の感染が確認され、3人が死亡しました。4月29日を最後に感染は確認されておらず、今は、1人が入院している状態です。濵田知事はきょうの会見で、この3か月間を振り返りました。

「47都道府県全てが緊急事態宣言の対象になる、4月の始めには正直想定していなかった事態。県では休業要請などに踏み込んで協力をお願いしてきた、みなさんの協力のおかげで約一ヶ月、新たな感染は確認されず、状況が安定し、落ち着いてきていることは改めて御礼を申し上げたい思いでいっぱい。一方で、そのために払った代償はかなり大きいものがあるのも事実。北九州、東京でも2ケタの感染が続くという動きも報じられているので決して、油断はならないと思っているので感染拡大防止対策をしっかりと講じた上で経済の回復を軌道にのせていきたい」(濵田省司知事)


雨のシーズンに備えLアラート訓練

災害時に、避難に関する情報や被害情報などを共有する、Lアラートと呼ばれるシステムの訓練が、高知県内全ての市町村参加のもとで行われました。

Lアラートは大雨や地震などの災害時、避難に関する情報や、避難所の開設状況、被害の情報などを共有するシステムです。

訓練は、出水期を前にしたこの時期に毎年行われていて、県内全ての市町村と、報道機関が参加しました。大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報が次々に発表されたという想定で、市町村は災害対策本部の設置など態勢の状況、避難準備情報や避難勧告、避難指示を出したエリアと対象世帯数、浸水や人的被害の情報などを入力します。こうした情報は、報道機関を通じて住民に伝えられるため、参加者たちは正しい情報が、迅速に共有されているかを確認していました。

これからの雨のシーズンに備え、県はきょうの訓練で入力に手間取った部分などを確認した上、県内全体でシステムの習熟度をあげていく方針です。


高知市の公立学校 夏休みに2週間の登校日設定へ

新型コロナウイルスへの対策など今後の方針を決定するため、高知市はきょう対策本部員会議を開きました。きょう示された対処方針には、「日曜市の通常開催」や「学校の夏休み中の登校」などが盛り込まれています。

高知市の対策本部員会議には市の幹部職員らが出席。新型コロナウイルスへの今後の対処方針などが示されました。対処方針では、「感染拡大防止」と「社会経済活動の再生」が主な柱となっていて、具体的には、現在午後2時までの時間短縮で開催されている日曜市を、「来月から通常開催する」としています。

教育面では、臨時休校となった学校での児童・生徒の学習の遅れを取り戻すため、高知市立の小・中・義務教育学校と高知商業高校で、夏休み中に2週間程度の授業日を設定することが盛り込まれています。

「再生」を軸としながらも、福岡県では「第2波」とされる広範囲での感染が確認されています。岡﨑誠也市長は「第2波は必ず来る」とした上で、職員らに気を引き締めて業務にあたるよう呼びかけました。

「『第2波はどこかで来る』と思っていた方がいい。『ウイルスが市中のどこかにいる』という認識でいた方がいい。十分気をつけて頂きたい」(高知市 岡﨑誠也市長)

また、10万円を給付する特別定額給付金について、高知市ではきのうまでに3万2千件あまりの申請があり、このうちおよそ1万7千件の申請分をあすまでに給付する予定です。

郵送申請用の申請書類については、来月11日に各世帯主宛に普通郵便で発送する予定です。