KUTVニュース

新型コロナ 高知県内で新たに7人感染確認

新型コロナウイルスについて高知県内で新たに7人の感染が確認されました。

新たに感染が確認されたのは、20代から90代までの男女7人で、5人の感染経路がわかっていません。7人のうち中央東福祉保健所管内の90代女性が酸素投与が必要な中等症、6人が軽症です。90代女性は高知市の民間病院に1か月以上入院していて、院内で感染したと見られています。すでに感染が確認されている人と同じ病棟にいたということですが、直接の接触はないということです。病院では入院患者と職員あわせて71人が検査の対象となっていて、これまでに28人の陰性が確認されています。のこりの43人については、あす結果を発表する予定だということです。

県内の感染確認は1831人となり、52人が医療機関に入院しています。重症は9人、中等症は11人となっていて、病床の占有率は、25.2パーセントです。宿泊療養施設には36人が入っていて、5人が入院調整中となっています。県は「感染経路不明の患者が多いことから、警戒をゆるめる段階にはない」としていて、対応の目安を特別警戒で維持しています。


高知県北川村「モネの庭」青いスイレン咲く

こちらは北川村モネの庭マルモッタンの水の庭に咲く青いスイレンです。今年は今月25日に開花したといい、きょうは6輪が咲いていました。

青いスイレンは、熱帯性の水生植物で、クロード・モネが花を咲かせようとしましたが、気候の関係で花を咲かせることができませんでした。

「赤いスイレンをよく見ていたので、青いスイレンもあるんだなと思って、初めて見たので珍しかった」(訪れた人)

「ここのスイレンが、絵で見た通りで、すごくきれいであの絵で見たところだ、って感じです。」(訪れた人)

水の庭には、青いスイレンだけでなく赤、白、桃色など色とりどりのスイレンが、水面を華やかに彩っています。

「梅雨時期の晴れ間を狙って、(スイレンを)見ていただきたい。雨が降った時も、雨粒をまとってしっとりとした雰囲気あるスイレンを楽しめるので、是非いろんな姿を見比べてもらいたい。」(北川村モネの村マルモッタン 牛窓孝寿 広報担当)

スイレンの花言葉は「清らかな心」。訪れた人たちはその美しさに魅了された様子でした。青いスイレンは、10月下旬まで楽しめるということです。花は午前中に咲き、午後から徐々に閉じるので、午前中に見るのがオススメです。モネの庭マルモッタンは新型コロナ感染防止対策のため、園内ではマスクを着用し、花を楽しんでほしいとしています。


中山間の活性化へ 10年ぶり調査

高知県の面積の93%を占める中山間地域の活性化へ向けて、県は10年ぶりに小規模集落を対象にした実態調査を始めました。各地域の課題などを洗い出し、来年度以降、中山間振興の施策に反映させる方針です。

この調査は、中山間地域の振興に役立てようと県が10年ぶりに行っています。調査はきょう、大豊町の立川地区からスタートし、12月にかけて行われます。調査対象は主に50世帯以下のおよそ1560の小規模集落です。

県の職員は過疎化が進む集落の現状や課題のほか、集落活動センターの効果などについて、住民の代表から聞き取りを行いました。住民からは集落の人口が100人を切った。産業が衰退し、生活が難しい。神社での年一回の祭りも3年前から中止となり、文化が衰退している、といった悲痛な声が聴かれました。

「自分たちの力だけではここの集落を維持できない、それも現実だと思う。まわりの集落から見ても『あそこの立川は年寄りばかりだけど、元気だな』とそんな集落にしたい」(立川地区活性化推進委員会 吉川定雄会長)

県は、調査で得た課題や現状を取りまとめた上で、来年度からの施策に盛り込む方針で、中山間地域の活性化を目指します。


高知市の児童が津波避難で“高齢者”体験

防災について学ぶ高知市の児童たちが高齢者の疑似体験をしました。児童たちは津波から人々の命を守ろうと避難路を整備していて、体験を通して高齢者に何ができるのか、考えるきっかけとなりました。

高知市の浦戸小学校の児童たちは今年1月、「津波から人々の命を守ろう」と、地域住民と共に避難路を整備しました。浦戸地区には高齢者が多く、児童たちは避難する際にどんなことが大変なのかを学ぼうと高齢者の身体的な特徴を学びました。参加したのは3・4年生の児童15人。色のついたメガネや耳栓、手足に200グラムほどのおもりをつけることで、視力や聴力・筋力の低下などを再現し、その状態で障がい物がある道を歩いたり、車いすを使ったりするなど、8つの体験を行いました。疑似体験を通して児童たちは自分たちが作った避難路で何ができるのか、改めて考える機会となりました。

「下が土でちょっと切り株があるから、あんまり足が上げられないからつまずいたりとか、ちょっと坂になっているから手を貸したりとかが必要だと思いました」(児童)

「足が曲がらなくて上がりにくかったので、手を持って上がってあげたりお手伝いなどをしてあげたいです。」(児童)

浦戸小学校は9月に地域の人たちと避難路を使った訓練を行う予定です。


DMV 年内に営業運行開始へ

高知県東洋町と徳島県海陽町を結ぶ阿佐海岸鉄道で導入に向けた準備が進むDMV=デュアル・モード・ビークルは、車輪を支える部品を補強する必要が生じたことから、当初の予定から遅れ、年内の営業運行開始を目指すことになりました。

DMV=デュアル・モード・ビークルは、線路と道路の両方を走ることができる次世代の乗り物で、阿佐海岸鉄道は今年1月から性能試験を行うなど世界初の本格的な営業運行開始に向けた準備を進めています。しかし先週、国土交通省で開かれた技術評価検討会で、前輪を支えるアームと呼ばれる部品の補強が必要と指摘され、阿佐海岸鉄道はこのアームを設計段階から見直し、取り替えた上で、再度、走行試験を実施することとしました。

徳島県はきのう、沿線市町村などでつくる協議会を開き、年内の営業運行開始を目指すことになりました。委員からは「世界初の難しさを改めて感じた。残念だという思いがあるが、新型コロナのワクチン接種が進み、皆さんに安心して来ていただけるよう延期を前向きにとらえ、観光資源の磨き上げを進めたい」といった意見が出たということです。

DMVは当初、昨年度中の運行開始を目指していましたが、運転保安システムの開発に時間がかかったことなどから、来月開幕する「東京五輪」までに延期されていました。