KUTVニュース

高知県幡多地域の大雨 5万1000人に避難指示も

高知県内ではきのう、幡多地域を中心に非常に激しい雨が降り、一時、避難指示が出されました。土砂災害警戒情報も相次いで発表され、住宅の全壊被害もあった今回の大雨を振り返ります。

車のフロントガラスに激しく打ちつける雨。きのう午前9時ごろの四万十市です。県内ではきのう朝から、幡多地域を中心に、非常に激しい雨となりました。レーダーでみても、真っ赤な雨雲が幡多地域を覆っています。

宿毛市では午前9時過ぎまでの1時間に77.5ミリ。土佐清水市三崎では午前8時半までの1時間に72.5ミリの非常に激しい雨を観測。

「(雨は)案外降ったと思う、川が心配…」(住民)

土佐清水市の国道321号では、流れてきた水で道路が水浸しになった場所も。

幡多地域には大雨・洪水の各警報とともに、土砂災害警戒情報も発表されました。それぞれの市町村は警戒レベル4の避難指示を出し、避難を呼びかけ。対象は合わせておよそ2万6000世帯、5万1000人にのぼりました。

住民の男性は午前10時半ごろ、近くの水路の水が濁ったことに気づき、避難。時間を置いて自宅に戻った時には、建物が全壊していたということです。住んでいたのは隣の建物ですが…

土砂崩れは大月町でも。住宅の裏山が崩れ、土砂が流れ込みました。

(Q.何時ごろ崩れた?)
「朝の9時。」

その時間帯、一人で住んでいる真田勝子さんは、避難をしていて無事でした。

「朝方、あんまり振り出すもんやから、車の中に入った」(真田勝子さん)

昼前から午後にかけては、雨雲は県中部にかかりました。高知市でも午後2時前、視界が悪くなるほど雨が激しく降りました。

15日夜の降り始めからきょう午前11時までの雨量は足摺岬で467ミリ、土佐清水市三崎で412.5ミリ、四万十市中村で358.5ミリなどと各地でなりました。

きょう四国地方の梅雨明けが発表され、これからの時期、局地的な雷雨の発生や台風が接近する可能性もあります。地元気象台が発表する情報や市町村の避難の呼びかけに対し、どのような行動を取ればいいのか。いま一度、確認してみてはいかがでしょうか。