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アプリで雑誌を!オーテピアで新サービス

誰もが読書を楽しめる社会を目指して、高知市の図書館が国内で初めてスマートフォンなどで雑誌を見ることができるサービスをきょうから試験的に始めました。

電子雑誌閲覧サービスはオーテピア高知図書館とオーテピア高知声と点字の図書館できょうから試験的に始まりました。サービスを利用するためには「Kono Liburaries」と呼ばれる専用のアプリが必要です。きょう、図書館の担当者とアプリの開発者らがデモンストレーションを行いました。閲覧できるのは、およそ50種類の国内の雑誌と台湾・アメリカ・韓国など180種類以上の海外の雑誌です。

アプリはAI=人工知能で誌面の文字を解析すると共に、より読みやすい構成に切り替えることができ、音声での読み上げや翻訳も可能です。これにより読書が困難な人や海外の人もさまざまな雑誌を楽しむことができるといいます。

「利用するために必要なものはこのような共通利用カードとアプリをダウンロードしインターネットに接続しているタブレットやスマートフォンだけです。」

国内の図書館でこのサービスが提供されるのは今回が初めてで、アプリを開発した「Kono Digital Inc」によりますと、海外ではアメリカ・北カリフォルニア州のおよそ半数の図書館が導入しているということです。開発者は「今回の輪を大切に日本各地へ広げていきたい」と話していました。

「誰もが利用できるアプリですので一般の方にも利用して頂きたいし、読書が困難な方にもぜひ利用して頂きたいと思っています。」(オーテピア高知 声と点字の図書館 坂本康久 館長)

電子雑誌閲覧サービスの試験運用は来年3月31日までです。

また、オーテピア高知声と点字の図書館では、障がいや高齢、病気などを理由に読書が困難な人に向けた新しいサービスを始めました。「見えるけれど文字をうまく読むことができない」人向けのサービスでは、音声サポート付きの電子書籍が入ったタブレットを貸し出します。

タブレットの貸し出しは郵送でも対応していて、サービスの利用は来館するだけでなく、電話でも受け付けるということです。