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コロナとともに 居酒屋オーナーらが期間限定の食堂開設

高知県からの時短要請を受けて休業する高知市の居酒屋オーナーらが、期間限定で食堂を開いています。きっかけはYouTubeでの発信。アフターコロナも見据えた取り組みです。

高知市の55番街にある居酒屋。こちらの店を経営する片岡憲昭さんです。店は今、休業していて、去年は売り上げがそれまでの3分の1になる時もあるなど、この1年、新型コロナの影響に頭を悩ませてきました。

「本当に大変、給付金がなかったらつぶれてる」(居酒屋本舗カーブ 片岡憲昭オーナー)

厳しい状況を何とか打破しようと、片岡さんが去年5月から始めたのが、YouTubeです。

「去年1年間頑張って、収まるだろうと思ってまた1年間、店を守るためにもう一つ利益が上がることをやらないかんと思って始めた」(居酒屋本舗カーブ 片岡憲昭オーナー)

YouTubeでは「県内の魅力発信」をテーマに活動していて、中でも55番街を紹介する動画は、1万2000回以上再生されています。

「高知の仲間たちと明るく楽しくアピールしたいというコンセプトなので、周りを巻き込んで楽しくやろうや!とやっている」(居酒屋本舗カーブ 片岡憲昭オーナー)

片岡さんが向かったのは廿代町にあるバーです。今月17日(木)まで期間限定で食堂を開いています。

テーマは学校給食。もともとはYouTubeの企画用として給食の食器を購入しましたが、営業時短要請で店も休業したため、昼の営業をすることになりました。1日20食の販売で、この日は揚げ餃子やミートボール、コッペパンや牛乳など、昔懐かしい献立が並びました。

店はYouTubeを運営する3人で切り盛りしています。

訪れた人は久しぶりに食べる給食に懐かしさを感じながらランチを楽しんでいました。

「昔はこんなお皿だった。今はなかなか見ないのでいい塩梅」(訪れた人)

「こんな時期だからこそ大変な時期に楽しいことがあったら、日々も面白くなるし良い試み」(訪れた人)

片岡さんが目指すのは、店とYouTubeの両立です。

「コロナおさまってもまた次何があるかわからん。自分が動けるうちはどんどんアピールしてやっていく」(居酒屋本舗カーブ 片岡憲昭オーナー)

「店を経営しながら楽しく高知をアピールしたい」。アフターコロナも見据えた片岡さんの挑戦は続きます。