KUTVニュース

コロナ禍のGW 観光施設利用者はおととしの43%

ゴールデンウイークを振り返ります。

「GW初日の高知龍馬空港です。ご覧のように人の姿はほとんどなくみなさんが帰省や旅行を控えていることが伺えます」(尾﨑大晟アナウンサー)

去年に続き今年もコロナ禍のゴールデンウイークに。初日の航空各社の予約率は、出発便は少ないものの到着便はおよそ9割で、初日から「高知に来る人」が多く見られました。

「法事です。今回は考えたけど一周忌だったので」(東京からの搭乗客)

今年の連休は雨の日が多く、初日から屋内の観光スポットが賑わいました。去年休館していたひろめ市場。ゴールデンウイークの営業は2年ぶりです。中には、緊急事態宣言が発表されている地域から訪れた人も…

「大阪に行くのは不安やけど、こっち(高知)に来るのは逆に…『安心』とは言わないが特に不安はなかった」(大阪からの観光客(高知出身))

観光業界にとっては「かきいれ時」。去年のゴールデンウイークは施設が休業したりイベントが中止になったりしただけに、事業者は複雑な思いを持ちながらも、観光客に期待を寄せます。

「去年GWを失った中でさらに今年のGWを失ってしまうということはとどめを刺されてしまう。ほどよく密にならない程度にお客さんが来てくれるのが一番」(むろと廃校水族館 若月元樹 館長)

2日目は天気が回復。春の花が鮮やかに映えるこの時期らしい天気となりました。ところが、その翌日。

安芸市の男性が撮影したこちらの映像。ひょうのような氷の粒が激しく屋根を叩きつけました。また、いの町の町道瓶ヶ森線=通称:UFOラインは、5月にもかかわらず雪が積もりました。全国的に低気圧や前線の影響で不安定な天気が続きました。

そんなゴールデンウイーク中盤の2日、いの町では、振り袖姿の若い女性の姿が。成人式です。新型コロナの影響で延期になっていた成人式が各地で行われ、遅ればせながら新成人たちが「晴れの日」を迎えました。

「立派な成人式を挙げてもらえて嬉しかった。」(新成人)

「将来の夢はパティシエで5月5日ごろから就職活動をする。自分の店を持ちたいので本気頑張りたい」(新成人)

さて、今年のゴールデンウイークは、密にならない屋外のレジャーを楽しむ人の姿が多く見られました。安田町のキャンプ場はゴールデンウイーク前にリニューアルオープン。県内外から予約があり、4日まで予約がほぼ埋まりました。

「区画で区切られているので周囲との接触はないかと。子どもたちも家の中にいることが多いので外で遊べていいと思う」(利用客)

津野町には新しい体験型観光施設がこの春オープン。雄大な森林を生かしたアスレチックが豊富で、ゴールデンウイーク後半は大勢の人が訪れました。

(Q.久しぶりにあそんでどう?)
「嬉しすぎてたまらなかった」(子ども)
「コロナ禍で街中には連れて行けないので森林の中なら自然に触れ合えて体も動かせていいのかなと思って選んだ」(親)

コロナに負けず復活したイベントも。黒潮町の砂浜をはだしで走る「大方シーサイドはだしマラソン全国大会」。去年は中止となりましたが、今年は参加者を県内に限定し、2年ぶりに開かれました。

入野の浜に今年は、ゴールデンウイークならではの光景が戻ってきました。

「楽しかったです」(姉妹)

最終日のきのうも雨の天気に。屋外に観光客はほとんど見当たらず、初日同様、屋内の観光スポットが賑わいました。空港には大勢の人が。出発便の予約率は航空各社6割から9割ほどとなり、帰省した人や観光に訪れた人たちが、高知を後にしていました。

「実家に子どもを連れて両親に見せに行った。」(高知に帰省した人)

「コロナに気を付けながら楽しむ、バランスを取りながらのGWでした」(観光客)

県観光コンベンション協会によりますと、主な観光施設の利用者は7日間でおよそ10万6千人で、おととしの一日平均と比べるとおよそ43%に落ち込みました。