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4都府県で緊急事態宣言 GW前に宿泊キャンセル相次ぐ

3度目となる緊急事態宣言が4都府県で発表されたことに加え、隣の愛媛県松山市にはまん延防止等重点措置が適用されました。高知県外からの観光客が見込まれるゴールデンウイークを前に県内では宿泊予約のキャンセルが相次いでいます。

「強力な対策を短期集中的に実施して、人の流れを徹底的に抑制していく」(西村康稔 経済再生相)

新型コロナの感染拡大を受けて、東京都、大阪府、京都府、兵庫県では、緊急事態宣言の期間に入りました。

また隣の愛媛県では、感染拡大に歯止めがかからない松山市にまん延防止等重点措置の適用が始まりました。いずれも期間は来月11日(火)までで、短期間で解除できる水準までに感染を抑え込めるかどうかが焦点となります。

高知市のホテル「ザ クラウンパレス新阪急高知」では、当初ゴールデンウイークに8割ほどだった宿泊予約状況が、宣言が発表された直後から急に落ち込んだといいます。

「宣言とともに、出た瞬間、そこから2割~3割減ってきて、稼働率が60%~70%くらいまで減っている。もちろん痛手。年末年始かなりキャンセルが出て『次はGW』と思っていたし、緊急事態宣が出る前は予約が順調に伸びていたので、『やっと春・夏が来た!』と思っていたがちょっと今残念。仕方ないが…」(ザ クラウンパレス新阪急高知 宿泊課 宿泊予約 支配人 西川誠二さん)

緊急事態宣言で県外からの宿泊客が見込めないだけに、ホテルでは、県内在住者が県内を旅行する際に宿泊代金などが割引される「高知観光トク割キャンペーン」に期待を寄せています

「高知県外の宿泊客が期待できない中、県内で、『近場の再発見』という意味で、少しでも県内を旅行・動いてくれると、我々業界もすごく助かる。それに期待している」(ザ クラウンパレス新阪急高知 宿泊課 宿泊予約 支配人 西川誠二さん)

また、同じく高知市の「ホテル日航高知旭ロイヤル」では、緊急事態宣言後徐々にキャンセルが増えているといいます。

「『私は東京からですのでキャンセルさせて頂きたい』、あと4都府県以外からでも『緊急事態宣言が発表されたので控えさせていただきます』という声もちらほらある。1日平均で数件だが、日に日に減っていっている形。皆さん様子を見ているのが伺える」(ホテル日航高知 旭ロイヤル 宿泊部 支配人 春日謙一さん)

こちらのホテルでは、県のキャンペーンに期待するとともに、ホテルの料理をテイクアウトで販売するなど、「当分は、目の前のできる限りのことに取り組んでいく」としています。

「GWに緊急事態宣言が発表されるのは観光産業にとって大きな痛手。ただ、ピンチをチャンスに変えるということで、ホテルとしても出来る限りのことをする。テイクアウト販売や、キッチンカーも導入し県内で移動販売している。見守るしかない。コロナの状況を」(ホテル日航高知 旭ロイヤル 宿泊部 支配人 春日謙一さん)