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「つなぐ、つながる」大学生が三原村で防災交流

地域福祉を学ぶ大学生が防災を通して高知県三原村の住民と交流です。きのう防災に関するワークショップが三原村で開かれ、学生たちが村での防災上の課題を探りました。 

人口1400人あまりの三原村。南海トラフ地震が起きた場合、最大で震度6強の強い揺れに見舞われ、家屋など440棟が倒壊すると想定されています。高齢化率は45%を超えていて、強い揺れから身を守ってもらい、その後、迅速かつ安全に避難できるかが課題です。ワークショップは地域福祉を研究する高知県立大学の学生グループが、住んでみたい、住み続けたいと思う地域を目指し、課題解決の方向性を見いだそうと開きました。学生たちは地域住民を前に事前に用意した防災クイズを披露しました。

また、行政が作成したハザードマップを参考に、2つの地区の防災マップ作りにも取り組みました。村は13の地区に分かれていて、発災直後に設置される一次避難所が14か所、一次避難所で避難生活を継続することが困難な人たちを優先的に避難させる二次避難所が4か所に設置される予定です。学生たちは避難所の場所や、避難する際に、どのような危険が想定されるか、マップに書き込んでいきます。

この後、学生たちは役場を訪れ、村が整備した防災行政無線の説明を受けたり、地域の防災倉庫や危険か所を視察したりして、防災上の課題を探っていました。

「(三原村は)独居高齢者の方も、たくさんいるので、未然に住民の力で防ぎ、日ごろから防災や避難の対策とかができたらいいな、私たちもそういうお手伝いが学生としてできたらいいなと思います。」(県立大学社会福祉学部3年 吉村歩華さん)

学生たちは今後、防災クイズを村の学校に提供すると共に、防災ポスター作りにも取り組むことにしています。