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ものづくりの新たな拠点準備着々 高知・南国市

高知県南国市とフィギュアメーカーの「海洋堂」がタッグを組み、整備を進めている施設が来月、南国市にオープンします。館内には「海洋堂」の巨大ジオラマが展示される予定で、四万十町の工房では制作が佳境を迎えています。

来月21日にオープンする「海洋堂スペースファクトリーなんこく」です。南国市が誇る土佐打刃物や農機具、工作機械といったものづくりを全国に発信する拠点として市が16億円あまりをかけて整備しました。館内には南国市のものづくりに関する展示のほか、「海洋堂」の工場が設けられ、フィギュアの製造工程を見学することができます。目玉の一つが横幅3.4メートル・高さ2.5メートルの巨大ジオラマです。

「工場の見学通路に置くジオラマです。こちらは太古のジオラマでこちらは未来のジオラマです。現代は四万十町で製作中です」(海洋堂高知 今久保康夫 事務局長)

館内には太古、現代、未来をテーマに3つのジオラマが展示されます。制作中の「現代」のジオラマは、どんな作品なのか。四万十町の工房を訪ねました。制作を担当するのは「海洋堂」の関連会社「奇想天外」の丹治由佳さんです。丹治さんは造形師として数々の作品を生み出しています。

「ひろめ市場の前の招き猫。かわいくできたと思う。一緒に写真を撮るとちょうどいい大きさですし。(自信作?)そうですね。」(奇想天外 造形師 丹治由佳さん)

そんな丹治さんが手がける今回のジオラマは、

「田舎の景色と都会の景色があって雲の額縁からその景色を仏像フィギュアが町を見ているジオラマです。海洋堂の動物フィギュアをなるべくたくさん配置してどこに何がいるのかという探す楽しみもつくっていきたいと思います」(奇想天外 造形師 丹治由佳さん)

ジオラマには模型だけでなく石や枝といった本物の素材も使われています。

「あるものを使っていますがなるべく違和感がないようにきちんと世界観に馴染むよう世界をつなげていく作業が結構大変です。みんなどんな顔して見てくれるのかが楽しみでもありちょっと怖かったりしますが、見てすごいなっていうのとフィギュアかっこいいなとか何かしら気持ちが動くのが大事だと思うので、とにかく好きに想像して好きに見てもらいたいです。」(奇想天外 造形師 丹治由佳さん)

海洋堂こだわりのジオラマやフィギュアが並ぶ「海洋堂スペースファクトリーなんこく」は来月21日にオープンします。

館内にはものづくりの楽しさを感じられる体験コーナーもあり、ワークショップも開かれる予定です。子どもたちだけでなく大人も夢中になれそうですね。3月21日のオープン当日は飲食ブースの出店やステージイベントなどが行われる予定です。