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10年描き続ける“よさこい”

去年、史上初めて中止となったよさこい祭り。よさこい祭りの礎を築いたチームを長年率いた男性が、踊り子たちを描いた絵の展覧会を開いています。作品に込めた思いを聞きました。

「こんにちは。ようこそ、よろしく」

高知市高須にアトリエを構える池上志朗さん(77)。先月(12月)から、踊り子たちを描いた作品を、自身のアトリエで展示しています。

「(去年は)よさこいがなかった。少しでも元気になってほしいと思って開いた」(池上志朗さん)

池上さんは30年ほど前から、よさこいチーム「セントラルグループ」でチームを盛り上げるかけ声を担当。チームの曲や衣装、振り付けなど総合演出を手がけるプロデューサーも務めてきました。

池上さんは毎日、デッサンの練習を欠かさず行っていて、10年ほど前からは、絵を描くパソコンのソフトを使いよさこいにかける思いを表現しています。

踊り子の写真をもとに絵を描いていて、これまでに制作した作品は400点以上。

描く上で特にこだわっているのは、踊り子たちの目です。生き生きとした表情を表現するため、まつげの1本1本まで丁寧に描きます。池上さんが絵を描き続ける原動力とは。

「よさこいの練習中に踊り子の姿をさりげなく写真にとっておいて、プレゼントしてあげると、喜んでくれる。それが楽しい」(池上さん)

今回の展覧会ではこれまでに描いたおよそ30点の作品を展示。よさこいならではの躍動感が伝わってきます。

「私はよさこい命。できたら(今年は)よさこいを やりたい。今世の中が色々と大変だが展覧会を見て少しでも 気持ちが明るくなったらと思うので、見に来てほしい」(池上さん)

池上さんの展覧会は3月末まで高知市高須のアトリエで開かれていて、作品は動画配信サイト ユーチューブでも見ることができます。