子どもたちにクリスマスを楽しんでほしいと、青森県の農協が高知県内の児童養護施設などにリンゴとブドウを寄贈しました。受け取った施設の人たちは感謝の気持ちを示していました。
リンゴとブドウを寄贈したのは、青森県の「つがるにしきた農業協同組合」です。
高知市の県中央青果市場がつがるにしきた農業協同組合の果物を販売していることが縁で、高知の子どもたちにクリスマスを楽しんでほしいと、毎年、県内の児童養護施設などに果物が寄贈されています。例年、青森から農協の部長が訪れ贈呈式が開かれますが、今年は新型コロナの影響で中止に。県中央青果市場の役員が立ち合う中、10の施設の代表者が受け取る形となりました。
「こういう状況なのでおいしいブドウ、リンゴを食べてもらいたいと送っていただいた。」(県中央青果市場 中澤正幸取締役営業部長)
きょうは合わせて100箱が配られ、施設の人たちは感謝の気持ちを示していました。
「毎年子どもたちが おいしいと喜んでいます。子どもたち職員一同、本当に感謝しております。」(児童養護施設 愛仁園 渡辺誠園長)
果物は施設のクリスマス会などで振舞われる予定だということです。