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高知県内養鶏場で初の鳥インフル 殺処分進む

きのう高知県宿毛市の養鶏場でニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザと確認されました。県内の養鶏場では初めての確認で、飼育されていた3万2000羽の殺処分が進められています。

「いま県の職員らが到着しました。これから鳥の殺処分など鳥インフルエンザ対策の作業が始まります。」(久保田アナウンサー)

宿毛市の養鶏場ではきのう午前、ニワトリ40羽が死んでいるのが見つかりました。遺伝子検査を行った結果、「H5型」の高病原性鳥インフルエンザであることが判明。県内では2011年、野鳥から鳥インフルエンザが確認されていましたが養鶏場での発生は初めてです。

県はけさからおよそ3万2000羽の殺処分などを行っていて、養鶏場では防疫服に身を包んだ県職員が対応にあたっています。態勢は合わせて800人規模になる見込みです。県によりますと午後5時時点で9120羽のニワトリの処分を完了しているということです。また、養鶏場の周辺には車用の消毒ポイントも設けられ、作業に当たる車のタイヤなどを念入りに消毒していました。

鳥インフルエンザの発生は今年、全国で広がっていて県内での発生は国内27例目、都道府県では11県目です。国内では肉や卵を食べることで人に感染した事例は報告されておらず、県は「根拠のないうわさなどで混乱しないでほしい」と呼びかけています。

鳥インフルエンザの養鶏場での初めての発生を受け、濵田知事は改めて「全力で感染拡大防止に取り組む。」と述べました。濵田知事はきょう、県庁を訪れた農林水産大臣政務官と情報を共有しました。

「ついに高知にもという思い。何とか感染拡大を食い止めなければ。安全安心の確保のため全力で取り組みたい。」(濵田知事)

農林水産省は現地に疫学調査チームを派遣していて、西日本で発生が広がる中、連携して感染拡大を防ぐ方針です。