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児童が認知症理解で優しい社会へ 高知・南国市

高知県南国市の小学校で認知症について学ぶ出前授業が開かれました。児童たちは認知症の人たちに優しく接することが大切だということを学んでいました。

出前授業を受けたのは、南国市の大篠小学校5年生です。講師は社会福祉法人の介護支援専門員が務めました。授業ではまず、認知症について説明されました。認知症には物忘れなどのほか、元気がなくなる、不安な気持ちになるなど心理的な症状があるといいます。

「自分がなんだか今までと変わってきた、おかしくなってきたということを感じています。誰よりも、認知症になったおじいちゃんおばあちゃんが悩んだり悲しんだりしています。」(南国市地域包括支援センター 橋村浩子係長)

心理的症状はまわりの人たちが、優しさをもって接することで、症状の改善が見込まれるということです。児童たちは寸劇で認知症の人を演じ、優しくされることの大切さを感じたようです。

「何回も同じことを聞かれると、他の人ならうっとうしいと思うけど、(認知症の人には)ちゃんと教えてあげたい。」
「治らない病気だと思っていたけど、治る部分もあると知ったのでびっくりしました。強く言うのではなく、認知症の人が悲しくならないような言い方を徹底していきたい。」(児童)

学校はこの授業で優しさを育み、認知症の人だけでなく、さまざまな人たちに優しく接してくれればとしています。