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高知県内4件が「グッドデザイン賞」

世界4大デザイン賞の一つともいわれる「グッドデザイン賞」。今年度の発表が今月1日に行われ、高知県内では4件が受賞しました。それぞれの評価ポイントを取材しました。

グッドデザイン賞は日本デザイン振興会が優れた製品や建築、サービスなど生活を取り巻く様々な物事に贈る賞です。今年度は全国でおよそ1400件が選ばれ、そのうち、県内では4件が受賞しました。

まずは、越知町で去年6月にオープンした複合型観光拠点「スノーピークかわの駅おち」。自然に溶け込む建物のデザインや、町の魅力を発信する拠点となっていることが総合的に評価されました。

地域の特産品を買い求めたり目の前を流れる仁淀川でカヌーが体験できたりするほか、世界的建築家の隈研吾さんがデザインした「住箱-JYUBAKO-」で宿泊することもできます。

県外から訪れた観光客は。

運営している、アウトドアブランドスノーピークの反応は。

四万十市では、商店街の活性化のために設けられたオープンテラス、「はれのば」が受賞しました。空き地だった場所を活用して飲食店5店が設けられていて、地域の人たちの憩いの場となっています。

災害を巡って県内の建設コンサルタント会社がデザインに携わった「堤防」も評価されました。2012年7月に発生した九州北部豪雨で被害を受けた熊本県で、環境に配慮し、自然の石を用いた堤防を設置。住民が日常的に川に触れ合うことができる河川空間が整備されています。

最後にご紹介するのは、ホームセンターや住宅建築事業を行う南国市の「フタガミ」本社オフィスです。こちらは、もともと建築用の木材を加工する工場でしたが、去年9月にリノベーション。工場の外枠をそのまま残し、中に新しいオフィスをつくるというユニークな手法で建てられていて、およそ50人が勤務しています。

社屋をデザインしたクリエイティブディレクターの間城さんにこだわりのポイントを聞きました。

社員がDIYで仕上げた壁や休憩室のキッチンのほか、木材から椅子、机、ボールペンに至るまで使われているもののほとんどが自社製品です。

仕事に集中するため一言も話しかけてはいけないというルールのもと、壁に囲まれたスペースも設けました。工夫が盛りだくさんです。

古さと新しさ、自然との調和が評価された建築物。高知が世界に誇る「グッドデザイン」となりました。