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農業大で旬の味覚を販売 高知・いの町

高知県いの町の農業大学校で学生らが丹精込めて育てた梨やブドウなどを販売する「農大ショップ」が開かれました。定期的に開かれていて、学生たちは毎回、リーダー役の「一日店長」を決めて運営しています。

いの町の県立農業大学校。60人ほどの学生が、実習で年間100種類近くの果物や花き、野菜などを栽培しています。卒業後は9割近くの学生が県内で農業に従事したり、農業に関連する企業に就職したりしていて、高知の農業を支える人材が毎年多く誕生しています。学生らは毎日3時間ほどほ場で実習を行っています。今、旬を迎えているのは、梨やブドウなど秋の味覚。収穫をしていた2年生の学生は。

「台風とかでやられてしまったらダメになってしまうので、ネットなどを使い工夫して栽培している」(2年生・窪田宗祐さん)

学生らが丹精込めて栽培した果物や野菜は、定期的に学校で開く「農大ショップ」で販売しています。客と接することで学生らにコミュニケーション力を向上させてほしいと、8年前から行われています。今年3月から新型コロナの影響で開催を見送っていましたが、先月、本格的に再開しました。

午前10時半。開店30分前にも関わらず、地域の人たちら20人ほどが列を作りました。農大ショップでは毎回リーダー役の「一日店長」を決めて運営しています。この日立候補したのは、1年生の入交さん。開店前、客におすすめの商品を伝えます。初めての一日店長ということで少し緊張していたようで…。

「将来に役立つかなと思って立候補した。少し緊張しているががんばりたい。」(1年生・入交莉来さん)

農大ショップには、旬の梨やブドウ、ハウスミカンや花き、野菜など10種類ほどが並び、およそ30分で完売しました。

「始まってからはずっと大体来ている。新鮮だし安いし。わくわくする。」(客)

一日店長を務めた入交さんは卒業後、家業のゆず農園を継ぐ予定だということで、この経験を将来に生かしていきたいといいます。

「最初は緊張したが客と話せたり、おいしいと言ってくれて嬉しかった。将来ゆずを生産したいが、販売実習が生かせると思う。」(入交さん)

次回の農大ショップは来週17日(木)の予定です。詳しいスケジュールは学校のホームページに掲載されています。