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高知市 寺と神社を避難所に初指定

初めての取り組みです。大規模災害を想定して、高知市は、お寺と神社を避難所に指定しました。避難者の「心の拠り所」となることが期待されます。

きょう、高知市と避難所の協定を結んだのは、高知市北秦泉寺にある「弘法寺」と「土佐厳島神社」です。高知市では、マグニチュード9クラスの地震が発生した場合、およそ16万人の避難者が想定されていますが、現状ではおよそ6万9千人分の避難所しか確保できていません。

今回、高知市は、地元の自主防災組織の相談を受け、浸水区域外にある弘法寺と土佐厳島神社を避難所に指定しました。

弘法寺が避難所として開放したのは、寺の本堂と信徒会館です。市は、本堂と信徒会館にあわせて90人が避難できるとみていて、新型コロナの影響を鑑みた場合は、その半数ほどとなります。

寺の近くにある土佐厳島神社は、境内にある信徒会館が避難所に指定されています。こちらには32人が避難できるとされていて、電気・ガス・水道が通っていた場合は、炊事ができる設備もあります。

お寺や神社は築年数が古く耐震基準に満たない建物が多いことから、これまで高知市では避難所に指定されていませんでした。しかし弘法寺と土佐厳島神社は、本堂の建て替えやリフォームを行ったことから、今回、初めて避難所となりました。

高知市では今後も、寺や神社を含めた避難所の確保を急ぐことにしています。