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金子総務相来高 地方のデジタル政策など視察

総務省の金子大臣が高知を訪れ、スマート農業など、地方のデジタル化政策を視察しました。

高知を訪れたのは総務省の金子恭之大臣です。地方行脚の一環で、高知の視察は初めてです。まずは、南国市で、四国電力などが立ち上げた「Aitosa」を視察しました。Aitosaでは去年の夏からスマート農業を活用し、シシトウを栽培しています。県が進める農業のインターネット化、「IoP」を導入していて、温度や湿度、炭酸ガスの濃度などをセンサーで検知し、データをクラウドで共有することで、安定的な収穫量につなげています。金子大臣は、タブレットでのデータ確認や、散水を自動で行うロボットなどを見学しました。

高知市では高知大学医学部が去年6月に開設した、「MEDi」を訪れました。医療・ヘルスケアの地域課題を解決するための研究施設で、インターネットを活用した「バーチャル付属病院」の構想について説明を受けました。医療資源が乏しい室戸市で進められていて、患者の診療履歴などをインターネットで共有し、医療、介護など様々な面から健康につなげようという取り組みです。加えて、VR=バーチャルリアリティを医療の分野でも活用しようという研究についても紹介され、大臣自らゴーグルを付け、VRの世界を体験していました。

地方で、デジタル技術の活用が進められる一方、十分な通信環境の整備も大きな課題となっていて、意見交換に参加した市長からは、「事業のモデル化や、国の後押しが必要」という要望も出されていました。