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高知食文化の歴史伝える 高知市で企画展

皿鉢料理に、おきゃく。コロナ禍で少し遠ざかっているかもしれませんが、高知ならではの食の歴史と文化を紹介し、その良さを感じてもらおうという企画展が、高知市で開かれています。

鰹のタタキや皿鉢料理。観光客にも人気の、高知の代表的な料理です。県立高知城歴史博物館では、高知ならではの食文化の歴史を知ってもらおうという企画展が開かれています。会場には、皿鉢料理の起源とされる江戸時代の資料など、およそ40点が展示されています。

「幕末のものとされる鰹の形をした木製のお皿。かなりリアルに作られています。近代以降、皿鉢として使われていたということで、高知県民のカツオ愛が伝わってきます。」

「こちらの色鮮やかな絵馬。明治初めのおきゃくの様子が描かれています。尾頭付きの鯛に、鯖の姿ずしでしょうか?皿鉢に豪快に盛り付けた料理まで細かく描かれています。人々が笑顔で酒を酌み交わしていて、にぎやかで楽しい様子が伝わってきます。」

皿鉢料理や、おきゃく。コロナ禍で少し遠ざかっているからこそ、高知の食文化の良さを改めて感じ、大切に守っていかなければならないと、思い起こさせてくれます。

「食文化はやってないと忘れてしまう。流行り廃りですぐに消えていってしまうもの。展示資料を見ていただくと、人が集まってわいわい楽しむというのが土佐の文化として深く息づいているんだなというのを感じていただけると思います。コロナが収まって、また集まれるようなきっかけができましたら、改めて(高知の食文化を)盛り上げようという流れになるといいなと思っています。」(高知城歴史博物館 藤田雅子資料学芸課長)

この企画展は、3月7日まで、高知城歴史博物館で開かれています。