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実は絶滅危惧種 “寅”を学ぶ企画展

今年も残すところあと2週間余りとなりました。来年の干支は「トラ」ですね。実はこの「トラ」、絶滅危惧種に指定されているんです。高知市の動物園ではトラについて学べる企画展が16日から始まりました。

高知市のわんぱーくこうちアニマルランドで飼育されている、スマトラトラのメスのカリ。日向ぼっこをしながら大きなあくび!のびのびと過ごしています。おととし高知にやって来たカリは園内でも人気者です。

企画展は来年の干支である「寅」にちなんで、トラのことを多くの人に知ってもらおうときょうから開かれています。

実は絶滅危惧種に指定されているトラ。野生に生息するトラの数は100年前と比べて95%減少しているといいます。減少している原因は主に2つ。毛皮などを求めて行われる「密猟」や、トラが生息する「森林の破壊」です。

野生のスマトラトラは世界におよそ300頭。日本には現在7つの動物園に18頭しかいません。

わんぱーくこうちでも、檻の中で定期的にオスとメスを一緒にして、希少なスマトラトラの繁殖に取り組んでいます。トラ同士の性格の相性や警戒心の強さから、むずかしさも感じていますが、“寅年のトラ誕生”に向けて意気込んでいます。

「2022年はトラの繁殖を目指してお客さんにトラの赤ちゃんを見せられたらいいなと考えている。トラは森林破壊や密猟などで絶滅危惧に追いやられているので、皆さんも環境破壊などに気を付けていってもらいたい」(飼育スタッフ 伊藤秀都さん)

企画展は来年2月1日まで開かれています。