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オイルフェンス設置へ 19日以降 高知県沿岸にも軽石接近の可能性

小笠原諸島の海底火山の噴火で発生した軽石が、今後、高知県内沿岸でも漂流する可能性が出てきました。県はオイルフェンスなどの、対策を急ぐ方針です。

軽石は、10月下旬に沖縄に漂着。港が軽石で覆いつくされ、重機で取り除くなど漁業や船舶の往来に大きな影響が出ました。10月末には足摺岬沖と室戸岬沖でも軽石と見られる漂流物を確認。先月中旬には伊豆諸島への漂着が確認されています。

こちらは海洋研究開発機構が黒潮の流れや風の影響を考慮した軽石漂流のシミュレーションです。今月19日から23日頃に高知沖に軽石が最接近するとみられています。

県が10日に開いた対策会議では、今月15日までに県内38の港にオイルフェンスを仮設することが報告されました。また、土佐清水市、宿毛市、大月町の7つの港は喫緊の対応が必要な港として、対策を急ぐということです。

県はオイルフェンスの設置を3か月と想定していますが、長期化することも予想され、宿毛市の沖の島航路など船舶の運休や、漁業への深刻な影響が懸念されます。