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通称「小松の沼」工事事件 残土引き取りで収益疑い

高知市の通称「小松の沼」の工事をめぐる事件で、逮捕された業者ら3人が高知県内各地の建設残土とみられる土砂を引き取り収益を得ていた疑いがあることがわかりました。

この事件をめぐっては、不動産会社社長の竹田勝博容疑者(73)と、無職の杉本秀司容疑者(46)、ダンプカー運転手の西村守正容疑者(67)が、高知市春野町にある通称「小松の沼」に届け出た量を上回る土砂を搬入するなど違法な工事を行った疑いで29日に逮捕されています。

県警の調べによりますと、竹田容疑者は工事の方針を決定するなど業務全般の統括役を、杉本容疑者は竹田容疑者の補佐役を、西村容疑者は現場責任者の役割をそれぞれ担っていたとみられています。3人は県内の10数の業者から建設残土とみられる土砂を引き取り収益を得ていた疑いがあるということです。県警は1日朝、3人の身柄を高知地方検察庁に送り収益に関する詳しい流れなどを調べています。「小松の沼」には当初の届け出の3倍を超える量の土砂が積み上げられていて、市が何度も工事をやめるよう指導してきましたが応じなかったということです。

地元住民からは、「これまでの業者に対する市の対応が甘すぎた」と苦言を呈する声や、「土砂の山を取り除き元の状態に戻してほしい」という声が挙がっています。