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未来につなぐSDGs 高知・いの町 世界の子どもたちへ服を

難民の子どもたちに服を届ける高知県いの町の小中学生の取り組みをご紹介します。

体育館に大量の服を並べていく子どもたち。一枚一枚たたみながらていねいに並べています。

(Q.これは何をしていますか?)
「誰も着てない服を並べてます」(神谷中学校1年 吉川依吹さん)

ここにある服はすべて、いの町の神谷小中学校の児童・生徒が、町内の小学校や保育園などから集めた、着なくなった子ども服です。一体、何に使うのでしょうか。

「難民の子たちに服をあげるために集めています。この服は自分が小学3年生のときに着ていたお気に入りでこれをあげようと思いました。友達と遊んで楽しいときに着てほしいです」(神谷中学校1年 中野紗和さん)

着なくなった服を集め、難民など着る服に困っている世界中の子どもたちに届けようという取り組みです。日本では年間およそ48万トンの服が家庭から捨てられるなど、大量廃棄が問題となっています。こうした中、アパレル大手のユニクロが全国の学校の協力を得て、この取り組みを進めています。学校では今年9月から服の回収を始め、およそ2か月で集まった服の数はなんと7000着!すべて不要になった服です。

「本来なら捨てられるはずや、そのまま家に置いておくはずの服がたくさんあるのでこの機会にSDGsの達成に近づけたんじゃないかなと思う。衣食住のなかの服という存在がすごく大事なことだと知らず、改めて再確認できた」(神谷中学校3年 坂井真奈美さん)

活動を通して子どもたちは世界と交流できることを喜んでいました。

「あまり遠い外国の人たちと接することはないので、難民の子どもたちに嬉しく思ってもらえたら心を通わせることができるのでは」(神谷中学校3年 坂井真奈美さん)

集まった服は今後、ユニクロを通して、世界に届けられるということです。