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とさでん交通 空港売店・レストラン9月末閉店へ

とさでん交通が高知龍馬空港で営業するレストランと売店が、コロナ禍による売り上げの落ち込みに伴い、今月いっぱいで閉店することになりました。長年に渡って親しまれてきた店は、11月以降、アンテナショップなど新たな施設に生まれ変わる予定で、ラウンジを設置する計画もあるということです。

高知龍馬空港2階にあるレストラン・チャオと売店・とさでんショップ。高知ならではの食を楽しんだり、特産品を買い求めたりできる場として長く利用されてきました。

しかし、コロナ禍による売り上げの落ち込みから、今月30日に閉店することになりました。

「非常に残念ではあるんですけど、県民の皆様に62年間という長い間支えていただきまして、ここまでこられたと思います。ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。」(とさでん交通 梅原琢磨 空港販売課長)

空港に売店ができたのは1959年。旧土佐電鉄=今のとさでん交通がオープンさせました。当時の空港は待合所のみだったということです。また、レストランはターミナルビルが完成した1983年から38年にわたり営業を続けてきました。

「高知の空の玄関になりますので、高知を離れる方に思い出を作っていただくために、高知の食材を主として提供させていただきました。」(とさでん交通 梅原琢磨 空港販売課長)

店が打撃を受け始めたのは去年からでした。コロナ禍で空港の利用客が激減したのです。2店舗を合わせた2020年度の売り上げは、2019年度に比べ2億円以上減少しました。店は感染防止対策を行いつつ「我慢の営業」を続けてきましたが、新型コロナ収束の目途が立たないことから今月末で閉店することを決めました。とさでん交通がSNSを通じて今月末の閉店を告知したところ、5万人以上が閲覧し、閉店を惜しむ声が次々と寄せられています。

閉店は今月30日の午後4時。食品ロスを避けるためメニューを絞りながら営業を続けるということです。最後に食べてほしいメニューを聞いてみると・・・

「須崎名物の鍋焼きラーメン、四万十鶏を使ったチキン南蛮定食、四万十鶏のチキン南蛮とからあげのダブルセットです。時間のある方はぜひ食べていただければと思います。」(とさでん交通 梅原琢磨 空港販売課長)

長い歴史に幕を下ろすレストラン・チャオと売店・とさでんショップ。11月以降、アンテナショップなど新たな施設に生まれ変わる予定で、ラウンジを設置する計画もあるということです。