KUTVニュース

児童が漬物用ダイコンの収穫 高知・南国市

子ども達が元気な声で収穫しているのは、高知県南国市の西山地区で栽培された漬物用のダイコンです。

西山地区ではこの時期、「ダイコンのすだれ」が冬の風物詩となっています。かつて多くの農家がダイコンを栽培していましたが、徐々に生産者が減り、2013年に最後の1軒から農業生産法人 「南国スタイル」に受け継がれました。

きょうは食育に力を入れている後免野田小学校の2年生・20人が畑を訪れ、去年10月に自分たちで種をまいたダイコン、およそ2000本を収穫しました。

「新八州」という真っ白でまっすぐな品種で、今年は寒波の影響もあったものの、味のいい大きなダイコンに育ちました。葉を握りしめ力いっぱい引っ張りながら収穫する子どもたち。中にはこんなハプニングも・・・

抜き終わると次は土を落とす作業です。重いダイコンを持ちながら機械に入れると、みるみるうちに真っ白に。子どもたちにとっていい経験となったようです。

「軽いと思ったら重たかったし硬かった」
「もう大変やった。めっちゃ気持ち良かった」

収穫されたダイコンは2週間ほど天日干しした上で加工工場に出荷されます。そして1年後に古漬けとして販売されます。南国市の小学校では今月26日の給食で去年子ども達が収穫したダイコンの古漬けが提供されるということです。


しんじょう君に今年も全国から年賀状

高知県須崎市のマスコットキャラクターしんじょう君のもとに、今年もたくさんの年賀状が届きました!どの年賀状からもしんじょう君への愛が伝わってきます。

机にズラりと並べられた年賀状。全て、須崎市のマスコットキャラクターしんじょう君に届いたものです。今年は、国内・海外からあわせて1568通の年賀状が届きました。丁寧に描かれたイラストのほか、毛糸でしんじょう君の顔をつくったものもあり、しんじょう君への愛が伝わってきます。

そして毎年恒例となっているのが、干支をイメージした衣装。今年は「ウシ」です。

ファン手作りの衣装だということです。しんじょう君はファンから寄せられたたくさんの年賀状を眺め、幸せを感じている様子でした。そんな、しんじょう君今年は丑年にかけて、「モォ~ッとがんばります」と話していました。

「たくさんの年賀状ありがとうございます。今年もなんとなくいつも通り高知や須崎のPRをしていきます。またしんじょう君は全て手書きで返事しているので気長にお待ちください」(しんじょう君 パンクチュアル守時健代表取締役)

例年、届いた年賀状の展示会が開かれますが、今年は新型コロナの影響もあり、開催するかどうか検討中だということです。


がん闘病の留学生に支援の輪

高知市でがんと闘うネパール出身の学生がいます。夢を叶えるためにビジネスを学びたいと2年前に高知にやってきました。努力を重ね卒業、進学、結婚が決まっていた中でがんが見つかったのは、つい1か月前のことです。病気と闘う彼を応援しようという輪が広がっています。

国際デザイン・ビューティカレッジの日本語学科で学ぶためおととし(2019年)ネパールから高知にやってきたカナル・ケサブさん25歳。趣味の料理で仲間を喜ばせるのが好きな学生です。「ファッション関係の会社を立ち上げたい」という夢を叶えるために日本にやって来ました。この春、学校を卒業し千葉県の専門学校へ進むこと、さらに故郷で待つ婚約者と今年12月に結婚することも決まっていました。

ところが、去年秋ごろに胸の痛みを感じ病院へ。検査の結果がんだと告げられたのは自身の誕生日=12月9日のことでした。

「なんで私はこんな病気になったんだろうとかこの病気は治らないかもしれないとかいろいろ考えて(自分以外)他の人には全然話せなかったです。」(ケサブさん)

ケサブさんが診断されたのは「胚細胞腫瘍」。一年間で新たに診断される人の数は10万人あたり数人かそれ以下という珍しいがんでした。医師からは「すぐに治療しなければ数か月しか生きられない」と伝えられました。ネパールにいる家族とは帰国するかどうか何度も話し合いました。

「5回くらい話しました。(最初は)『絶対国に帰って来て』と言っていましたけど5回6回話した後(帰国しなくても)『大丈夫』と。優しくて家族みたいな人が(高知に)いるから絶対治せると信じてくれているし私も何度も(そのように)言っています。」(ケサブさん)

ケサブさんが家族のような存在だと話す、周囲の人たち。ケサブさんを応援しようとまず立ち上がったのはクラスメートでした。インドネシア出身のキエル・イェへスキエルさん。「がんばれケサブ応援団」を立ち上げました。

「ケサブさんは絶対治ります。クラスメートや協力者の皆さんもその気持ちは強く絶対治ります。」(キエルさん)

「ケサブさんは強いと思う。私がケサブさんの病気になったら(同じように)できないと思う。」(クラスメート)

「早く治って一緒に生活したい。」(クラスメート)

学校長も校内放送で学生に事実を伝えました。

「皆さんにあえてケサブ君の話をしたのはこのコロナ禍、同じ学校に独りで懸命に病魔と闘おうとしている仲間のいることを知ってほしかったからです」(校内放送)

そして、おとといホームページが立ち上がり本格的に活動がスタート。目標は日本で治療をするために必要な医療費、入院費など300万円を募ることです。学校を中心としたケサブさんを応援する動きを知り、学校の“外”からも協力を申し出る人たちが出てきました。

香南市の「タケナカダンボール」は募金箱を作り、けさ、応援団に寄贈しました。100箱以上用意することにしています。

「いてもたってもいられなくてこのようなかたちになりました。頑張ってください。」(タケナカダンボール 竹中幸市社長)

「生きる気力、病気に負けない、絶対に治すという思いが一番大事だと思うので皆さんのこういう募金活動ができることによってそういう思いをもっともっと奮い立たせてもらって病気を克服してもらいたいと思っています。病気が治ったら日本とネパールとの懸け橋になっていってもらいたい思いがいっぱいです。」(タケナカダンボール 竹中幸市社長)

募金箱はきょう午後さっそく学校に設置され、クラスメートが校内放送で募金を呼びかけました。

また、高知市の国見印章堂は「がんばれケサブ応援団」の文字を刻んだハンコを作り、募金に必要な口座の開設に使ってもらおうと寄贈しました。

応援の輪が広がっていることを知ったケサブさんは。

「『私は一人じゃないもっと頑張ろう絶対治せる』と思いました。私は(高知の人たちのことを)家族と一緒にいると思っています。何回「ありがとう」と言っても少ないと思っています。」(ケサブさん)

ケサブさんは今、高知赤十字病院で治療を受けています。病気が治ったら、同じ病気と闘う高知の人、ネパールの人、世界の人たちの役に立ちたいと考えています。

「治療はしんどいですけどしないといけない。絶対治したいと思います。」(ケサブさん)

「応援したい」という人、ケサブさんについて「知りたい」という人はインターネットで「がんばれケサブ応援団」と検索してみて下さい。

寄付の口座はこちらとなっています。来週以降は街頭での募金活動も行うということです。


JFL2年目へ 高知ユナイテッドSCが始動

サッカーJFL高知ユナイテッドSCが3月に開幕する2年目のシーズンに向け始動しました。チームには新たに11人の選手が入団し、今シーズンの飛躍を目指します。

高知ユナイテッドSCはきょうがチームとして今年初めての顔合わせです。監督は昨シーズンに続き西村昭宏ゼネラルマネージャーが務めます。

「(最初から)ガチガチやれということじゃなくてしっかり体を動かしてほしい。」(西村監督)

今月9日、選手1人の新型コロナ陽性が確認されましたが、濃厚接触者はいないと判断されたことから、チームは3月のリーグ開幕に向け予定通り練習をスタートさせました。

JFL1年目の昨シーズンは16チーム中14位だった高知ユナイテッドSC。得点ランキングリーグ5位タイの赤星魁麻選手や、横竹翔選手らチームに残った13人に加え、新たに11人の選手が入団しました。新戦力の中で注目されるのは。

「『JAPANサッカーカレッジ(地域リーグ)』から来ました松原央門です。ディフェンダーをやっています。」(松原央門選手)

松原選手は新潟県出身の26歳。ディフェンスながら攻撃にも参加でき、粘り強いディフェンスが魅力の選手です。

「プレーの部分では泥臭く、体を張ってプレー出来たら応援よろしくお願いします。」(松原央門選手)

「去年よりも厳しいシーズンが待ち受けている」と話す西村監督。引き続き「攻守にアグレッシブなサッカー」をモットーにJFL2年目のシーズンに臨みます。

「新しい風というか、世代を新しくして、いい勢いを持って今年はやっていこうというチームの方針。(去年からいるメンバーは)いい方向へもっていけるようにサポートしていけたら。」(横竹翔選手)

「わくわくしますよね。コロナ禍での生活になりますが、県民の皆さんをなんとか勇気づけられるようなシーズンにしたい。」(西村昭宏監督)

JFLは今シーズン3月14日開幕で、12月5日までに17チームがそれぞれ32試合を戦います。高知ユナイテッドSCの開幕戦は3月14日アウェイで「ヴェルスパ大分」と対戦。3月21日には「ラインメール青森」とのホーム開幕戦が予定されています。


新型コロナ 新たに4人の感染確認

新型コロナをめぐり高知県内で新たに4人の感染が確認されました。4人はいずれもこれまでに感染が確認されている患者の濃厚接触者だということです。

新たに感染が確認されたのは高知市の女子中学生と女子児童、高知中央高校の20代の男性教員、それに20代の女性会社員の4人です。4人ともすでに感染が確認されている患者の濃厚接触者で、症状は軽いということです。このうち中学生と小学生の2人は、おととい感染が確認された男子高校生の妹で、咳や痰の症状があるということです。

高知中央高校の男性教員はクラスターが発生した女子バスケットボール部の顧問の同僚だということです。これまでの感染確認を受け学校はきょうから今月22日まで臨時休校としていますが、22日の一般入試は予定通り実施するということです。

県内の感染確認は761人となり、59人が入院が必要な状態。重症患者は5人で、酸素投与が必要な中等症は2人となっています。病床の占有率はこれまでの「特別警戒」から「警戒」の数字に下がりましたが、重症・中等症の患者もいることなどから、県は、対応の目安を特別警戒で維持するとともに、引き続き感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。