KUTVニュース

高知県地産外商公社がオンライン商談会

高知の地産外商が再び動き始めています。県内の事業者が首都圏のバイヤーに自慢の商品を売り込むオンライン商談会が、高知と東京を繋いで行われました。首都圏の量販店が対象の商談会はおよそ5か月ぶりの開催です。

オンライン商談会は高知市と東京をインターネット回線で結び行われ、県内の食品事業者22社が参加しました。ほとんどが以前から地産外商に取り組んでいる事業者ですが、新たに参加した事業者もいました。県地産外商公社によりますと、県内事業者と首都圏のバイヤーとの商談会は、新型コロナの影響で今年2月から開催されていなかったため今回がおよそ5か月ぶりです。東京の会場には商品が事前に届けられていて、バイヤーは味やパッケージを直接確かめた後、味付けや値段などの改善点を県内事業者に伝えていました。

「旅行にいけない方とか普段の食生活が単調になっている中で、ご当地の食材を自宅で楽しめるのは我々が提案できることだと思うので、そういうことにお客様は関心を持っていると思う。」(首都圏量販店のバイヤー)

「今年度前半、商談会がほぼ中止になっているので、県内事業者は商談会を求めていると思う。公社としてオンライン商談会含めいろんな選択肢を提供していきたい。」(地産外商公社・今西正和理事)

東京での大規模な商談会は今年10月まで予定がなく、ここ数日、東京で感染者数が増えていることを考えると実施できるかどうか分からない状況です。県地産外商公社は今回のようなオンラインだけでなく、最少人数での商談会を企画するなどして県内事業者の商談の機会を作っていく方針です。


さようなら!アンパンマン列車

アンパンマン列車が今月18日に新たな車両とデザインに切り替わることを受け、現在、運行中のオレンジ色のアンパンマン列車が、きのう土佐くろしお鉄道中村・宿毛線でラストランを行いました。

2000系のアンパンマン列車は、JR四国所属が緑、土佐くろしお鉄道所属がオレンジで、それぞれアンパンマンのキャラクターが描かれています。今月18日、車両とデザインを一新した新たなアンパンマン列車の運行が始まることを受け、今のアンパンマン列車は18日に定期運行を終了します。土佐くろしお鉄道中村・宿毛線ではきのう、オレンジのアンパンマン列車のラストランを迎え、中村幼稚園の年長組の園児40人が中村駅を訪れました。

「最後走る姿を見にきてくれてありがとうございます。」(駅長)

「これからも安全で楽しい旅を」
「見守っていてください。また、会いましょう。さようなら。」(園児)

午後3時10分、園児たちはオレンジのアンパンマン列車を小旗を振って見送りました。今月18日には黄色と赤を基調とした2700系のアンパンマン列車が高知・岡山間に登場します。


ジェイアール高速バス2階建て新車両導入へ

高知と関西を結ぶ高速バスを一部運休していたジェイアール四国バスはきょうから全便の運行を再開しました。この路線に今月下旬から新型2階建てバスが導入されます。新しいバスはヨーロッパ製で快適さが一段と向上しています。

ジェイアール四国バスは、今月22日から高知と関西を結ぶ路線に新型の2階建てバスを3台、順次導入します。きょうは、そのうちの1台が報道陣に公開されました。新しい2階建てバスは外国製で、車両価格はおよそ8000万円。エンジンはスウェーデンのメーカーが、車体はベルギーのメーカーがそれぞれ製造しています。座席は1階と2階、あわせて37席が設けられていて、2階席のシートは3列とゆとりのある設計になっています。

「一番前の席は、このように通常の席と比べて少しだけ足元が広くなっています。そして、一番前、2階建てということで、景色がいいですね~、快適です。」(京面龍太郎アナウンサー)

バスには車いす用のスロープが設置されているほか、全席にUSBポートも完備され、長時間の移動を快適に過ごせるよう工夫されています。

「最大の特徴は、何と言ってもこのシート。倒すと…わかりますか?このようにイスの座面が、お尻の方が下がっていく。長時間乗るこの長距離バスにとってこのシートはうれしいですよね。」(京面アナウンサー)

ジェイアール四国バスではこれまで2台の2階建てバスを運行してきましたが、外国製の2階建てバスの導入は初めて。エンジンの排気量はおよそ1万3千ccと大きめで、乗り心地も大きく向上しています。

「今までの2階建てバスは重量があるので、低速から加速していく際に時間がかかっていたが、これだと市街を走っていてもスムーズに加速できますし、高速での追い越しもだいぶ楽になるのでは。滑らかさがあるというか、乗り心地もお客様にとって快適になるのでは。」(ジェイアール四国バス高知支店指導運転係 鍋島寛之運転主任)

新しい2階建てバスは、新型コロナの影響で納車が4か月ほど遅れましたが、運行開始後は、下火となっている「ヒトの移動」の“起爆剤”となることが期待されています。

「県境を跨いでの旅行などをして頂くのに1つの大きな起爆剤、小さいかもわかりませんけど『乗ってみようかな』という期待感を含めて、旅行なり、ビジネスなり、楽しんでいただけたら。」(ジェイアール四国バス運輸営業部 前川友幸担当部長)

3台導入される新型バスは高知と京阪神を結ぶ路線で運行が始まる予定で、1台目は今月22日に、2台目と3台目は来月以降、順次導入される予定です。


JR入明駅 志の龍馬像建立

観光列車の運行開始に合わせ、高知市のJR入明駅に新たに龍馬像が設置されたほか、駅の愛称も設定されました。その名も「志の龍馬駅」。坂本龍馬の偉業と志を、受け継いでほしいという思いが込められています。

高知市のJR入明駅では、新たな龍馬像の除幕式が行われました。観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」の運行開始に合わせて設置された像で、JR四国の半井会長は、「新たなシンボルになってほしい」とあいさつしました。設置された龍馬像は高さが3.8メートル。両手を勢いよく広げています。像を作った造形家の平地正利さんは「何でも受け止める大らかさを表現した」と話していました。

また入明駅には像の設置に合わせて愛称も設定されました。その名も「志の龍馬駅」。駅の名標も一新されています。駅の近くには学校が多いため、若い世代が多く利用するということもあり、龍馬の志を継いでほしいという思いも込められています。


高知市が運転免許返納の高齢者を支援

高知市は運転免許を返納した高齢者を対象に、公共交通機関の利用料を助成する取り組みをきのうから始めました。

県警や各市町村は高齢ドライバーによる事故を防ぐため、高齢者に積極的な運転免許の返納を呼びかけています。

「高知市では免許を返納した人に交通機関の運賃の支払いに使えるICカード『ですか』に5000円をチャージするサービスを始めました」(尾﨑大晟アナウンサー)

対象は、7月1日以降に免許を返納した65歳以上の人で、高知市に住んでいることが条件です。申請ははりまや橋バス停前のサービスセンターで受け付けています。所定の申込書に本人確認書類と運転免許の取消通知書などを添えて申請できます。先着1000人限定となっていて、初日のきのうはさっそく大勢の高齢者が申請に訪れていました。

「年をとって目が悪くなったので危ないなと思って5000円の助成があると聞いて」
「なにかあったら大変だから、事故を起こすよりは早く返したほうが良いと思って」(申し込んだ人)

「運転に少しでも不安があればこの機会に返納について考えてほしい」(高知市くらし・交通安全課 前田敦夫課長)

県内ではこのほか、高齢の免許返納者に対して、タクシーの利用券を交付したり定期券を半額で販売したりするなどのサービスが行われています。