KUTVニュース

高知県内冷え込み続く 四万十市で“けあらし”現象

3日朝の高知県内は寒気の影響で冷え込み、四万十市の海岸では海上に水蒸気が立ち込める“けあらし”が見られました。

午前7時ごろ、四万十市平野の海岸から望む太平洋です。サーフィンスポットとして知られていますが、3日朝は、海上に水蒸気が立ち込める現象、“けあらし”が見られました。“けあらし”は海が穏やかで大気と海水の温度差が大きい時に現れます。3日朝の最低気温は梼原で氷点下2,1℃を観測したほか、四万十市江川崎と宿毛で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

四万十市のトンボ自然公園では木のベンチや敷地の草に霜が降りていました。

「きょうは非常に寒いです。(Q.寒さ対策は?)歩くとか走るとかちょいちょいしています。空気が澄んで気持ち良いです。」

気象台によりますと高知市の最低気温は5日にかけて平年より低い状態が続き、7日以降は平年より高くなりそうだということです。


ペットのトリミング 専門学校生が技を競う

ペットのトリマーを目指す高知県須崎市の専門学校生がトリミングのコンテストに参加し、自分たちの技を競いました。

コンテストは須崎市の高知ペットビジネス専門学校が毎年、開いていて、今回は11月の予選を突破した専門学校生6人が出場しました。モデルになったペットは「トイプードル」で、1か月ごとにおよそ1センチ毛が伸び、カットもしやすいことからトリミングを学ぶ上で基本の犬種だといいます。生徒たちは犬の動きに注意しながらバリカンやハサミを使って丁寧にトリミングしていました。

「きれいになっているか整っているかを意識してやりました。(トリミングの)時間の配分を研修先でもできるようにしたい。」

「犬にとって顔が一番大事なところなので顔を中心に頑張りました。将来トリマーになりたいので今よりも技術をもっと上げていきたい。」

「コンテストを開くことでみんな意識を持って頑張ろうという気になるので、就職や自分でペットサロンを開きたい生徒もいるので羽ばたいてもらいたい。」(高知ペットビジネス専門学校 廣中美智 校長)

学校は今後もトリミングコンテストを行っていきたいとしています。


新型コロナ21日連続感染確認なし 濵田知事「オミクロン株柔軟に対応」

新型コロナウイルスについて高知県内では21日連続で新たな感染は確認されていません。ところで濵田知事は国内でも感染が確認されているオミクロン株について「柔軟に対応する必要がある」と述べました。

オミクロン株は国内で2人の感染が確認されていて、濃厚接触者にあたる人たちは宿泊療養施設などで健康観察をしています。オミクロン株について濵田知事は、「早急な知見の蓄積が重要」とした上で、県内でも感染確認や濃厚接触者が出た場合、柔軟な対応と対策の見直し、強化が必要と述べました。

「大事をとってという面もあるが、宿泊療養施設を活用して厳密な監視態勢をとることは有力な選択肢と言える。国からの知見を踏まえて、柔軟に見直し、強化を」(濵田省司知事)

また、3回目ワクチン接種の期間の前倒しに関しては「ワクチンの供給など様々な事情が許せば前向きに考えるのが望ましい」との見解を示しました。

このほか会見では県議会12月定例会に福祉施設の感染防止対策の補助費用などを盛り込んだ30億円規模の補正予算案を提出することも報告されました。


世代超えた“野球対決”へ 小学生とシニアが真剣勝負

将来、プロ野球選手を目指す小学生の野球チームと、甲子園に出場経験のあるメンバーもいるシニア世代の野球チームが今度の日曜日、直接対決します。10代前後の球児たちと60歳から73歳までの選手たちによる世代を超えた真剣勝負を前に、両チームの思いを取材しました。

小学生野球のクラブチーム「高知リトルキングドリームス」。3年前に発足し、小学校の校区を超えて、高知市や南国市、安芸市などの小学2年生から6年生までの22人が所属しています。先月、県内の小学生チームが参加する公式戦では延長戦の末優勝を果たした実力派チームです。

チームを率いるキャプテンの入田龍紀くんは、野球が楽しくてたまらないと話します。

「守備をしたり打つところが楽しい。(野球をやって)将来の夢ができてよかった。(Q夢は?)プロ野球選手です!」(高知リトルキングドリームス 入田龍紀キャプテン)

野球が大好きな子どもたち。しかしここ2年は、コロナ禍で全員集まっての練習がなかなかできなかったり、出場予定の試合が延期になったりする日々が続きました。そんな中、「子どもたちに、思い出に残る試合をさせてあげたい」という保護者のアイデアで、シニア野球チームとの交流試合を行うことになったのです。

この日、グランドの片隅で1人の男性が子どもたちの練習を見守っていました。対戦相手「十市やまもも会」の山本智彦監督です。十市やまもも会は60歳から73歳までの選手たちでつくるシニアチームですが…高校時代、甲子園に出場経験のあるメンバーもいるシニア界の強豪です。

「試合をやるなら勝つつもりでやりたい」(高知リトルキングドリームス 入田龍紀キャプテン)

「小技を使って足を生かしたい。(勝つ自信は)あります!120%ぐらい」(高知リトルキングドリームス 梶原一晟副キャプテン)

「最初冗談かなと思って、気楽にいいですよと。精一杯気合い入れて臨みたいです」(十市やまもも会 山本智彦監督)

「60歳以上で野球をしている人の話を聞いたとき、甲子園に行くことの喜びを熱く語っていて、その表情と子どもたちの表情が一緒だったのでくっつけたいと。テクニックでいえばはるかにおじいちゃんチームが上だと思うが負けん気は両チームにあると思うのでいい勝負をしてほしいなと思います。」(試合を企画した梶原あいみさん)

大勢の人に試合を見に来てもらえるよう、ポスターも作りました。こちらの量販店では人の目に付くよう、入り口に貼ってもらいます。

「ここではあんまりこういうのは貼らないんですけど、子どもらが楽しんでもらえたら一番なんでできる限り協力させてもらおうと思って」(フジグラン野市 辻田善之店長)

野球に燃える少年たちと、野球を愛して止まないシニア選手たちによる世代を超えた真剣勝負は、5日に迫っています。


電車・バス無料デー 1日の利用客数は3倍に

高知市内を走る路面電車や路線バスなどの運賃が無料になるキャンペーンがスタートしてから1か月が経ちました。とさでん交通によりますと、1日の乗客数は去年の3倍になっているということです。まちの人たちの反応と合わせて取材しました。

日曜と祝日、年末年始に高知市内を走る路面電車や路線バス、乗合タクシーの運賃が無料になる「路面電車・路線バス無料デー」。先月3日にスタートし、12月3日で1か月が経ちましたが、みなさんは利用しているのでしょうか?

「したことあります。たまたま乗った日が無料でありえないくらい人がいた。めちゃめちゃ人が混んだ。」

「知らなかったです、まったく知らなかった。家から市街地に出る方法が少ないので助かる。」
「自転車で行けてしまうので、僕はあんまり使わないかな」

「使いました。毎回毎回となるとお金かかるけど無料なら気軽」
「子どもが電車とかバスは喜ぶ。子どもと一緒に乗りたい」

「無料になっていることを知らずに乗った」という人も多いのではないでしょうか。とさでん交通によりますと、1日の乗客数は去年と比べ3倍になったということです。

「利用者から始めて利用したという声もいただいている。乗って見たら便利だった、無料デーが終わっても利用してみたいという声もある。ふだんの利用にもつなげていきたい」(とさでん交通経営企画室 梅原智哉課長)

沿線に店を構える飲食店にも効果をもたらしています。こちらは高知市の居酒屋「葉牡丹」。無料デーの反響を肌で感じているといいます。

「バス停がすぐ目の前なのでお子さん連れが多いですね。来店者も若干増えている。中央公園でイベントがあればその流れでお食事に来てくれる」(葉牡丹 武内隆行さん)

無料デーは来年1月30日までの日曜・祝日と年末年始が対象です。路線バスはとさでん交通のほか、県交北部交通と高知東部交通も無料となります。