KUTVニュース

きょうは秋分の日 高知市春野町のヒガンバナ

この時期に見頃を迎えるのが、「ヒガンバナ」です。高知市春野町の道沿いでも、艶やかな赤や上品な白のヒガンバナが咲いていました。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、きょうの県内、日中は、高知市と黒潮町佐賀で32.3℃など、県内10の観測地点で、真夏日となったところがありました。日本気象協会のこの先一週間の予報では、高知市で、あす、あさってと真夏日になる見込みです。

 


郷土の味を守る若き観光協会職員 高知・北川村

高知県内各地に受け継がれている郷土料理の中には食習慣の変化や過疎高齢化で失われるかもしれないものがあります。北川村では観光協会の20代女性職員が中心となって田舎寿司の伝承会を立ち上げ、地元の高齢女性から作り方を学んでいます。実はこの女性、意外な一面を持っていました。

山道を歩き、林の奥に目をこらす一人の女性。北川村観光協会の職員橋本亜衣里さん(22)です。実は狩猟免許を持つハンターです。出勤前に毎朝、仕掛けた罠をチェックするのが日課です。

私たち一般人には到底分からない、動物が活動したわずかな痕跡。毎日、山に入る橋本さんの眼力はかなり鍛えられていて痕跡を見逃しません。

少しでも食害を防ぐ手助けになればと地元の山猟師たちに教えを乞いながら続けるハンターとしての活動は観光協会の職員としてでなく、あくまで個人としてです。

北川村観光協会はモネの庭マルモッタンの事務所の中にあります。モネの庭は村で重要な観光拠点。同じオフィスで仕事をする方が何かと効率的です。

橋本さんは安芸市出身。実家から北川村に通っています。3年前、職員がなかなか定着しないことに悩んでいた北川村観光協会の会長が伝手を頼りに人材を探す中で橋本さんに声をかけました。

この日は橋本さんが立ち上げた田舎寿司伝承会の勉強会の日です。勉強会が行われる集会所に車を走らせる途中、師匠の山猟師から連絡が入りました。

畑に猪が出たという連絡。現場に向かいたい気持ちが湧き起こりますが、田舎寿司の勉強会も大切な取り組みです。ひとまず会場に向かいます。

ゆの酢100パーセントで作る北川村の田舎寿司は具材の切り方や味付けに伝統の技があり、レシピを知るだけではおいしくつくることは難しい料理です。これこそ長年の知恵の結晶。絶やしてしまうことはもったいないという橋本さんの思いに賛同した地元の女性たちが勉強会に参加しています。

みんなから師匠と呼ばれているこちらの女性。中野和美さんです。村で田舎寿司といえばこの人という存在です。中野さんも以前、北川村の田舎寿司を売り出すべく地元の婦人グループで活動していましたが、メンバーの高齢化が進みグループは5年前に解散してしまいました。しかし今、村の伝統料理を継承しようという勉強会は活気に満ちています。とはいえ、下準備からして難しいという田舎寿司作り。まだまだ道のりは遠いようです。

職人が指先の感覚を養っていくように、田舎寿司作りは細かなレシピよりもひたすら実践を重ねていく方がいいようです。こうしてできた北川村の田舎寿司。見た目もあざやかで美しい出来栄えです。この日は村の伝統を受け継いでいくことになる子どもたちの姿も。みんな、村の田舎寿司は大好きです。

自分で培ってきたものを伝える相手ができたことに中野さんはホッと胸を撫で下ろしています。

勉強会を終え、午前中、猪が現れたというゆず畑に向かいます。現場には橋本さんが狩猟の師とあおぐ田所さんが待っていました。

田所さん自身もゆず農家。畑の持ち主の心配はよくわかります。すぐに仲間と猟犬を連れて山に入りました。結果、三頭の猪に遭遇。猟犬に追い回された猪は数日は出てこないだろうと言いますが、確証はありません。しかし放置しておくと再びこの畑にやって来ることは確実です。

観光協会の職員として村の食文化を守り、ハンターとして村の田畑を守る、橋本さんの大切なものを守りつなげていく活動はこれからも続きます。


未来につなぐSDGs 子どもたちが「木」を描いた絵画

からふるでは、「未来につなぐSDGs」と題して、高知県内のSDGsの取り組みをお伝えしています。きょうは、子どもたちが「木」をテーマにした絵画の話題です。金賞を受賞したのは、YouTubeで、SDGsに興味を持ったという5歳の女の子でした。

高知市の工務店=響建設は、子どもたちにSDGsに親しんでもらおうと、「木」をテーマに絵のコンクールを開きました。きょうは入賞した6作品をプリントした垂れ幕が子どもたちと保護者にお披露目されました。金賞は、高知市の茂木莉琴ちゃんの作品です。動画投稿サイト=YouTubeで見たアニメでSDGsに興味を持ち、応募したといいます。

入賞作品がプリントされた垂れ幕は、高知市のマンションの建設現場に設置されるということです。


高知市・桂浜水族館 アシカ赤ちゃん 待望の名前は・・・

高知市の桂浜水族館では、ことし6月にカリフォルニアアシカの赤ちゃんが誕生しました。大勢のファンが見守る中、発表された名前とは。

まるで「名前を 早く教えてちょうだい」と言っているかのように元気に鳴いているかと思いきや・・・お腹をポリポリかいてリラックスする天真爛漫な様子も。きょう行われたメスの赤ちゃんの命名式には大勢のファンが駆け付けました。

名前の由来はコロナ禍を乗り「コエル」、これから辛いことが起きても乗り「越えて」いってほしいそんな思いが込められています。

7時間にわたる難産で母子ともに衰弱していたことから人工保育に切り替えましたが、飼育員や来館者の愛情をたっぷり受けながらすくすくと育っています。生まれたときの体重はおよそ7キロでしたが、今ではおよそ16キロに。これから100キロ近くまで成長するということです。

1日1.3リットルのミルクを飲むコエルちゃんは、まだまだお腹がすいているのか、飼育員の肘や膝を吸いながらかわいらしい姿で甘えていました。

カリフォルニアアシカの授乳期間はおよそ1年間。生後3か月のコエルちゃんはこれから少しずつ魚が食べられるように育っていくということです。


新型コロナ 高知県内で6人感染確認

高知県内で新たに6人の感染が確認されました。

新たに感染が確認されたのは、20代から70代までの男女6人です。全員が軽症で、3人の感染経路がわかっていません。市町村別では、高知市が3人、須崎市が2人、南国市が1人です。年代別では20代が3人、30代・40代・70代がそれぞれ1人となっています。きのう2人の感染確認が発表された須崎福祉保健所管内にある会社の寮では、きょう新たに2人の陽性が判明しました。現在、同じ寮に住むほかの7人も検査を行っています。

県内では今月16日(木)からおとといまで1日の感染確認数が一桁にとどまっていました。きのうは二桁の14人となりましたが、きょうは再び一桁台となっています。

県内の感染確認は4068人となりました。医療機関に入院している人は26人で、重症が1人、中等症が3人となっています。病床の占有率は8.9%で、12人が入院調整中です。