KUTVニュース

コロナ収束願い 「林邸」ライトアップ 高知・宿毛市

昨夜、高知県宿毛市の「まちのえき 林邸」で竹の灯籠や手作りのキャンドルなどが灯され、幻想的な空間が広がりました。

「宿毛まちのえき 林邸」は例年、イベントで使われた竹灯篭などを使って敷地内をライトアップしています。今年は新型コロナの収束を願い、“秋宵のあかり”と題して行われています。昨夜は正面の入り口近くに木材で組んだドームが設置されました。中にはヒノキを薄く削ってグラスに巻きつけた手作りキャンドルが並べられ、集まった親子が火を灯していました。ほかにも、中庭には竹の表面に模様をくり貫いた灯籠が立てられたほか、芝生には色が変化していく発光ダイオードを入れた箱が並べられました。

「幻想的で美しいです。温かみがあって…。」

林邸のカフェは夜8時まで営業され幻想的な雰囲気に包まれました。


海保と消防 水難事故想定し訓練 高知・土佐清水市

海の事故に備え、高知県土佐清水市で、海上保安部と消防の潜水士が合同で訓練を行いました。

今年、県内では大月町でダイビングをしていた人が死亡する事故が2件起き、2人が死亡しています。この事故を受け、土佐清水海上保安署は、消防の潜水士と合同で潜水訓練を行いました。潜水士たちはドルフィンキックだけで泳いだり、垂直に素潜りをしたりするなど基本的な動きを確認。さらに海の中に設定した障害物の中を抜け、行方が分からなくなった人の捜索をしました。   

「潜水には特殊な技能が必要になりますので、それぞれに得意分野があるのでお互いに高め合えたらと思います。」(土佐清水海上保安署 眞野義久次長)

きょうの訓練には民間事業者のダイバーも参加。これまでに起きた事故の傾向や対策について説明を受けた後、実際に海に潜って訓練を見学し、海の安全を守る意識を新たにしていました。


高知県警 南海トラフ地震想定し訓練

南海トラフ地震に備え、防災意識を高めてもらおうと「地震の怖さ」を体験するイベントが警察署で行われました。

イベントが行われたのは、高知市の高知東警察署です。「地震の怖さ」を体験してもらおうというのが大きな目的で、地元の住民が参加しました。警察署には2011年3月に発生した東日本大震災と同じ震度7を再現することができる起震車が用意され、住民が体験しました。

「座っていられないくらい強い揺れでとても怖かった。家の中の家具が固定されていないのですぐに固定してもらうように両親に頼もうと思う」(参加者)

「想像以上の揺れでした。縦揺れと横揺れがすごくひどくてとても立っていられる状態でなかった。家具の固定や防災用具を揃えたい。」(参加者)

また、地震がおきた時の被害状況の確認や、救助活動にあたるヘリコプターの離着陸訓練も行われました。

「起震車やヘリコプター訓練に参加して、災害が発生したときの対応や『怖さ』を知って、次の防災の備えにつなげてほしい」(高知東警察署 警備課 小松健資 課長)

県警は今後も防災イベントを行い、住民の防災意識を高めていく方針です。


からふるカルチャー 「幡多弁の舞台」故郷初上演へ

様々な「芸術」分野で活躍している人たちの思いにせまる「からふるカルチャー」です。コロナ禍で苦境に立たされているエンタメ業界。舞台もその一つです。そんな中、高知県土佐清水市出身の脚本家が、地元の方言「幡多弁」を使った演劇の脚本を手掛け、自らが主演を務める舞台が、来月、ふるさと高知で初めて上演されます。舞台には、あすへの希望を見出してほしいという思いが込められています。

県西部の幡多地域で使われている方言「幡多弁」を使って芝居を繰り広げているこちらの女性。土佐清水市出身の脚本家で役者の竹田モモコさんです。竹田さんは、幡多弁によるコントや会話劇を発表する「ばぶれるりぐる」という演劇ユニットを2018年に旗揚げしました。

竹田さんは、作品で、普遍的な悩みや葛藤を扱っていますが、笑いを随所にちりばめ、軽いタッチで描いています。これまでに2作品、3回公演を行っていて、来月、第4回公演を、初めて高知で行うことになりました。作品のタイトルは、「いびしない愛」です。

竹田さんは、「いびしない愛」で、演劇界の未来を担う才能の道を拓くことを期待して贈られる「劇作家協会新人戯曲賞」を受賞しました。国内初の緊急事態宣言が出た時に書いたというこの作品。世間では、様々な業種の人たちが、あの手この手でコロナに立ち向かっていましたが・・・

「劇団の運営に疲れていた時期だったので、『ちょっと止まれるな』と思ってしまった。主人公(喜美子)に自分の気持ちを反映させた。ちょっと疲れた人が止まれるきっけかになった気持ちを戯曲にのせて書いた」(竹田さん)

舞台は、全編幡多弁で構成されています。そこには、故郷を離れたからこそ、大切な地域の財産を守っていかなければならないという竹田さんの思いがありました。

エンタメ業界も、コロナ禍で思うように動きがとれない日々が続いています。そんな中、高知市と、ふるさと土佐清水市で初めて上演する“生の”舞台には、あすへの希望を見いだしてほしいという願いが込められています。

「生の芝居を幡多弁で」という竹田さんの演劇の形、魅力的だなと感じましたね。大阪での普段の生活では幡多弁を使っているんです。

文化や方言は、その地域にしかない宝物ですし、離れて暮らしているからこそ、よりかけがえのない存在だと思います。芝居を通して、大切な地域の財産を守っていこうという竹田さんの姿、ふるさとへの強い愛を感じました。

高知の方言でより身近に感じられる「いびしない愛」は、来月7日、午後7時から、高知市の県民文ホールで、来月10日、午後2時から、土佐清水市立市民文化会館で上演されます。


大きくなってね!子どもたちがジャガイモ植え付け

高知県宿毛市の保育園児がジャガイモの植え付け作業を体験しました。

ジャガイモの植えつけ体験は土に触れながら野菜がどのように育つかを子ども達に知ってもらおうと、宿毛市の若手農業者の団体「4Hクラブ」が行いました。参加したのは二ノ宮保育園の園児合わせて20人です。子どもたちは保護者が見守る中、軍手を着けた手で畑に穴を掘り直径3センチほどの種イモを植えていきました。

「大きく育って欲しい。」

「楽しかった。」

「ジャガイモさん大きくなってね!」

子どもたちががんばって植えたジャガイモは順調に育つと2月中旬に収穫できるということです。